東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

越後 守門岳 (東洋一の雪庇!)

 

3/20 4時半に出発して二口登山口で夜が明け保久礼登山口へと進むが凄い豪雪である。橋の上も3m以上あるので渡るのに気が抜けない。沢沿いに進むので雪壁トラバース、デブリ越えして締まった急斜面をキックステップで登ると尾根上の反対の保久礼小屋に着く。左の長峰方面から続々とスキー、スノーシュー、アイゼン等様々に装着した登山者が登ってくる。豪雪の為低木は雪の下なので登りやすい。避難小屋も完全に雪の下である。暑くて下着姿で登る。標高1200mから大岳までは一本の木もなく登りの大雪原で山頂に着くと先の守門岳まで雪庇の連続である。東洋一の眺めは本当だ。大勢の登山者で一杯だ。右手には霞んでるが越後三山、会津朝日連峰が望める。守門岳へは一旦150mの急斜面を下り、また左手の雪庇群の見ながら登り守門岳頂上には12時に到着する。長かった!振り返ると標高は1,432mから1,537mだが景色は北アルプス並みだ。下りは予定では往復であったが大池コースに変更した。好天のため雪が腐ってきて所々潜って歩きずらく時間がかかる。予定より大幅にオーバーして12時間半要して駐車場に戻った。全員良く歩きました。吉田先輩に誘われた山行だったけど本当に来て良かった。( 吉田、山口、他1名 )

3/19  若葉駅(19:30)⇒関越道⇒小出IC⇒保久礼側二分地区除雪終点400m(21:03-21:20)
関越道 小出ICから只見線に沿ってR252を北上する。上条駅付近で通行止め。R290に入り西川方面に向きを変え二分集落が終わった所で除雪終了。雪の壁が3mもある。ここで天幕と車で泊る。

3/20 除雪終点(04:30)~二口登山口(05:14-05:25)~保久礼小屋(07:05-07:28)~大岳1,432m(09:43-10:05)~守門岳1,537m(11:55-12:12)~大池(14:20-14:32)~駐車場(17:00-17:18)⇒小出IC⇒関越道⇒川島着(21:00)

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上越 水上高原

5:00 吉川発、祭日の土曜日なので多少の渋滞は覚悟しておりましたが、さほどでもなく8:30頃にはスキー場に到着。あかりは今シーズン初めてなのでわくわくしている様です。 今年は積雪量が多く全コース滑走可能となっており、特に初級者コースは子供連れのスキーヤーが多く慎重な滑走となりました。曇りがちでしたが、時折上州武尊も眺める事が出来、又山塊のスケールに触れ、45年前の3月に登ったのは、あの尾根筋だったかなと記憶をたどりました。多少は運動をしているつもりでしたが、足に無駄な力が入るようでだんだん板に自由が利かなくなって来たので、早めに切り上げ藤原部落の宿に向かいました。

 21日は雨となり、スキーは諦め、利根川水源を通行禁止まで走り、戻って土合駅によりましたがテレビ報道の所為か駐車場は満車でちょっと待って、営業中の駅事務喫茶で1杯500円のコーヒーを飲み帰京となりました。なお土合駅の待合室は施錠されており利用はできません。(記:伊藤 源 ) 

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栃木 鹿沼市 石尊山(594.3m)

鹿沼IC経由で沙汰の目集落へ。山行予定で伝えた薬定寺と言う寺が見つからないので登山口が分からない。近くの尾根が登山道のはずでそこに至る道を探して墓の間の小道を通り伐採道路を見つける。鹿除けの囲いを抜けると林道が二股になり右の道をたどる。途中で道路が無くなったので倒木と藪を縫って左の尾根へ。そこからは尾根沿いに登る。林業用か登山道か獣道か分からない程度の踏み跡を登り石尊山頂きへ約80分で到着。頂上近くには修理途中の立派な祠がある。下りは尾根筋を下まで50分で降りる。結果的に登山道は鹿除けの策を抜けて直ぐの林道を二股に分ける尾根の様だ。但し登り口は案内もなければ踏み跡も無い。登山中は全く視界が利かず只ひたすらに急な尾根を登るだけ。全くマイナーな山で誰とも会わない。( 井上☓2 )

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天子山塊 三方分山~毛無山

02/27(晴れ) 日中5℃
  今回の山行は富士山の外輪を縦走して二日間、富士山見放題して天子山塊へ。但し、交通の便が悪く出発が遅くて下山を早くしないとタクシー利用になる不利な面がある。富士山駅からバスに乗り1時間。精進湖畔の精進(910m)で下車して09時50分出発する。登ること30分で今回唯一の水場で3ℓ補給してズシリと重くなる。18㎏か?縦走路の女坂峠まで1時間でさらに50分で三方分山(1,422m)に到着。御坂山塊はここから右に蟻ヶ岳~四尾連湖~身延まで続くが、ルートは左の天子山塊へ降りる。300m下った後はアップダウンの繰り返しで精進峠、根子峠と過ぎ展望台のある中ノ倉峠に着く。本栖湖と松と富士山の絶景。ここまではハイカー、トレランの人でにぎわっていた。中ノ倉山(1,247m)を登り、下った沸峠手前(1,123jm位)の登山道にテントを張った。

02/28(晴れ) 朝-3℃
  毛無山までは841mのひたすら登りなので計画より1時間早く出発する。満月の月明かりで風もなく、点線ルートだがリボンとテープがあるので迷うことは無い。一つ大きなギャップを越え、凍土の急坂を登り1,600m付近から解けない雪が出てきて道も凍っている。相変わらず息切れが激しく連続して登ることが出来ない。4時間で笹の平らな雨ヶ岳(1771m)に着く。逆光だが富士山と朝霧高原がまぶしい。さらに一時間でタカデッキ(1,921m)に着くと右手には八ヶ岳甲斐駒ヶ岳、白鳳三山から聖岳まで一望である。最後の登りは雪とアイスバーンだったが弱点を拾いながらスリップ無しで行けた。毛無山最高峰(1,964m)は樹林帯の不遇な岩の上にあった。そこから15分位南に行った三角点のある所が一般的な毛無山山頂(1,945m)で二度目の踏破だった。見晴らしの良い頂上で3パーティーが休息していた。下山は不動の滝側の尾根を下った。急勾配の下りで、五合目で一回休み沢を渡る時のどの渇きで水をがぶ飲みしてしまった。林道から舗装道路を延々と歩き一時間でバス停に着き、50分待って一日3本のバスの最終バスに乗れて一時間早く出てよかった。河口湖~大月経由で我が家に向かった。(山口)

 02/27  朝霧山荘JR平井駅(04:50)⇒富士急行 富士山駅(07:50-08:57)バス⇒精進登山口(09:45-09:50)~三方分山(11:47-11:59)~中ノ倉峠(14:45-15:01)~中ノ倉山(16:08-16:16)~佛峠 ビバーク地(16:38-17:00)~消灯(19:15)

02/28  佛峠(02:45-04:05)~雨ヶ岳(07:59-08:11)~タカデッキ(09:16-09:25)~毛無山(1,964m)(最高峰1,964m)~(10:30)~毛無山(三角点1,954m)(10:35-10:51)~五合目(12:19-12:32)~登山口(13:15)⇒朝霧グリンパークバス停(14:26-15:25)⇒富士急行河口湖駅(16:30-17:05)⇒大月⇒印西牧の原⇒自宅(21:10)

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奥多摩 三頭山 御前山

   小河内神社のドラム缶橋が浮き橋に変わってしまい 残念!!初めて三頭山を登ったのは数年前の1月2日あの時はほんのりと雪が積もってたなあ。ハアハアしながら登る顔に冷たい風を受け気持ちの良い登り。先週の反省からあまり無理をしないよう気をつけて歩を進めた。奥多摩駅まで行けるかと思っていたが、スタートが遅かったし、山道にはほんのりとのった雪が凍っていたので途中で断念して御前山から境橋バス停に下山。下りは緊張の連続だった(途中からはかなり長い車道歩きでした)。以前山口先輩に連れて行っていただいた丹澤犬越路のことを思い出しながら氷を踏まないように下った。バス停に着くと運良くバスが2分でやって来た(来なければ1時間以上待つところだった)。感謝!! ( 黒澤 )

 小河内神社バス停(8:17)~登山口(8:34)~イヨ山~ニカザス山~三頭山西峰(1059)~中央、東~鞘口峠(12:08)~栂の尾~砥山~風張峠(12:58)~月夜見山~天神山~水窪yM~小河内峠~惣岳山~御前山(15:21)~堺橋バス停(17:18)

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関東 筑波山周回

   トレーニングを兼ねて次週に影響を与えない程度に5時間位歩こうと思って、筑波山のバリコースに出かけた「女の川コース」はほぼ沢沿いのコースで傾斜が緩く歩きやすい道で女体山直下で「キャンプ場コース」に合流する。女体山(877m)から男体山(871m)までは、朝早いせいか人影はまばらである。初見参の坊主山(709m)は薬王院コースから4分位の場所にあった。踏み跡もしっかりしている。第一コースを下山して、今度は車を停めてある場所から「男の川コース」から男体山、女体山と登る。快晴、気温も高くすごい人ごみで、女体山は岩と筑波山の石に何とか触る事ができた。坊主山からは第二ルートを降りて林道から駐車場に戻った。( 山口 ) 晴れ   ※時間は出発時間。早い話、三ツのピークを下から2回踏んだとゆうこと。

自宅(04:08)⇒つくば高原、男の川出合駐車場(06:18)⇒女の川出合(06:28)⇒女体山(07:38)⇒男体山(08:00)⇒坊主山(08:23)⇒男の川出合(09:11)⇒男体山(10:19)⇒女体山(10:42)⇒坊主山(11:20)⇒男の川出合(12:11)⇒自宅(14:30)

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八王子 北~南高尾  

北高尾、南高尾(通常のル-ト逆相)を縦走しました。 北高尾では、チリンチリン、カランコロンと鈴の音が、やつて来ては通りすぎる。裏高尾では、多くのハイカーの話し声が心地よい。南高尾では一歩の足が出ない。何度もお昼寝してやっとのことで高尾山口駅へ辿り着いた。こんなに辛い山行は久しぶりでした。距離26.4km(黒澤)
高尾駅(6:31)~登山口(6:57)~唐沢山~熊笹山~北高尾富士見台(7:57)~杉沢の頭~高ドッケ~板当山~狐塚峠~杉の丸~黒ドッケ~大嵐山~三本松山(9:37)~関場峠~堂所山(10:15)~景信山(11:07)~小仏城山(12:14)~大垂水峠(12:46)~大洞山~コンピラ山~中沢山~入沢山~東山~西山峠~泰光山~榎窪山~草戸山(15:09)~高尾山口駅(16:49)

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( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会