東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

北海道 夕張山地 夕張岳(1,667.7m)

7/3 アポイ岳を出たが北海道に来て一週間。連日の疲れで睡魔が出て休息しながらの運転になる。懸念してたゲートまでは9kmの砂利道知床のパンクがよぎる。また路肩崩れ、見上げるは20cmの逆層、長さ50mの断面で恐ろしい。どっちが崩れても半年は車回収は覚悟、しなくてはならない。明るいうちにゲートに着いた。3台が停まっていた。
7/4 昨日から天気予報で盛んに午後から雷雨、豪雨予報放送があったので早出する。林道〜夕張ヒュッテ〜急な泥濘んだ登山道を進む。朝露があるので下だけ雨具を着るが気温が高く汗びっしょりである。冷水コースに合流して急登すると展望台に着く。左に芦別岳、前方遠くに夕張岳が姿を表す。傾斜が落ち木道に入ると湿原になり高山植物のオンパレードでエゾハクサンイチゲ、ユウバリアズマギク、ハクサンチドリ等など10種類以上で晴れてることもあって最高の気分になる。頂上直下の鳥居を過ぎた処ガスが来てしまった。頂上では5分違いで残念。大展望が望めなかった。下山して15分位して振り返るとガスは無かったが残念。下からはツアー2組含めて40数人とすれ違う人気の程が伺える。予定よりも1時間半早く下山出来た。満足な山行だった。(山口)

7/3 アポイ岳登山口(09:54)~新冠~門別~夕張岳最終ゲート(18:12)7/4 ゲート(3:39)~一ノ越(4:40-4:49)~石原平(5:46-5:55)~釣鐘岩(7:29-7:41)~夕張岳(8:03-8:11)~石原平(9:40-9:52)~登山口ゲート(11:10-11:25)~占冠~富良野~美瑛(19:30)

 

北海道 日高山脈最南端 アポイ岳 (810,2m)

石狩山地、夕張山地を登るまで日数が空くので足慣しに山行予定に入れ、根室襟裳岬と走り海岸から車で5分の登山口駐車場で前泊した。下は晴れてるが山頂付近はガスってる。登山道はじめじめしたなだらかな樹林帯を登り五合目の尾根に上がると展望が広がる。急な岩混じりの尾根を上がると馬の背に着く。この先は濃霧になり少しの急登であっけなく山頂に着いた。下山では日曜日とあってどんどん人とすれ違い登山口まで74名までいた。筑波山みたいな山だった。( 山口 )

アポイ岳登山口(4:44)~五合目(5:55)~アポイ岳(7:07-7:18)~登山口(9:15)

 

北海道 増毛山地 暑寒別岳(1,492m)

天気予報では夕方から大雨予報だったので午前中で登ろうと思っていた。朝起きると雲が低い。登山口まで行ってみようと車で出た。登山口には3台が停まっていた。すぐ登山スイッチが入る。登り出した途端藪蚊の襲来。稜線まで苦しめられた。登山道では視界がないのでまた根曲がり筍採取する。滝見台で残雪の暑寒別岳が姿を表す。やはり北海道の山だ。ここから一直線の急登になる。稜線にでると展望と高山植物の花がどんどん出てくる。増毛湾も見下ろせる。北海道の山を満喫して下山に入る。雨雲がくる前におりれて良かった。(山口)

寒山荘(05:12)~滝見台(07:36-07:47)~暑寒別岳(09:23-09:39)~暑寒山荘(12:52)

北海道 積丹半島 積丹岳(1,255m)

前日の林道登山口偵察で確認した所から出発する。15分で登山口小屋に着き記帳する。北海道の小屋はどこも立派だ。ここも畳敷きで中央にストーブが鎮座している。登山道はよく整備されている。合目の印もしっかりしている。先輩と「根曲がり竹」採りに夢中になる。親指台で2.30本採取する。頂上直下まで視界がなく、頂上に飛び出すと積丹ブルーで美国湾も見渡せる。稜線はまだ残雪があるので吹く風が心地よい。下山は特に問題なく駐車場所に着いた。(吉田、山口)

登山口(05:48)~積丹岳(09:35-10:10)~登山口(13:05)

 

( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会