水郡線、西金駅駐車場を06:30分に車で出て登山口の大円地に着き07:00に出発する。前夜からの雨が少し残り霧雨模様。三回目の今日も健脚コースから登るが、途中からの鎖場がある独特な黒光りする岩稜はよく滑る。08:15に男体山の頂上に着く。晴れれば麓のチロル風の集落と大遠望の山地が望めるが今日はガスの中である。初めて向かう篭岩山はよく踏まれた登山道を歩き途中から左に分かれるが標識が無く分かりにくい。登山道は痩せてきてペナントも少なく度々YAMAPで確認する。途中から警察の登山禁止のロープで遮断されるが取り合えず進み篭岩山に到着する。張り紙があり転落、道迷い遭難がたまにあるそうだ。ここから先が核心部で濡れた岩稜、鎖場から80度に近いロープ、木の根登りと続く。展望台からも御坂の十二ヶ岳を思わせる鎖の連続する下りになる。黒い岩床の沢を下ると間もなく車道にでた。パノラマラインを一時間歩いて大円地に戻った。(山口)
※後で調べるとこの山域は凝灰角礫岩と言って海底火山が1500万年まえに隆起して出来たそうだ。本当にフリクションが効かない。 Map