グズグズ寒雨も止んだので､念願の｢戸沢小屋から塔ﾉ岳｣の午後から登山にチャレンジしてきました。大倉からの水無し橋は、第二東名道の工事中で辿り着けなくて大変でした。ガラガラ道の戸沢林道は、中古原チャリのパンクが気になって時間を喰ってしまいました。半世紀振りの戸沢は、小ヒュッテ村になっていて、閑散期の平日で人っ子一人いない状態で不気味でした。急登を覚悟していた天神尾根は、杉樹林のガラ石道で、流土で高段化した丸太土留には苦労させられました。大倉尾根の茅場平からは、昔の泥溝ボブスレー赤土道からは想像できない板敷や6寸丸太土留の立派な階段道になっていました 。金冷しからは味わい深い苔むした矮小ブナ林で、頂上の尊仏山荘の一握りの雪を見て、前回の三ﾉ塔同様の夕刻の霧の山波を堪能しました。いつもの三浦里山とは一味違う丹沢を感じ、手製の２本杖が無かったら、この急坂は堪らんナと思い乍がら下山し、休憩なし食事なしのPM登山は終わりました。あーぁ･･･シンド。( 朝霧 植田 )
