梅雨前に遂り終えるべく、相州アルブス北端の仏果山に行ってきました。仏果山も以前に縦走していますが、相州アルブスの最高峰ご当地富士なので、ルートも沢山ありルート潰しには事欠きません。昨日の雨天木根スッテンコロリンは気持の苛つきと反省し、尾てい骨に湿布で出発。雨も情緒深く心に沁みるが、晴はまた爽やかで晴々する・・・当り前か?ロードマップは使わない。相模川に近付いたら、有視界走行で山姿を捉え原チャリで取付を探す。大山主体の景色が、次第に右端の相州山塊に替わって行く。宮ヶ瀬湖に到着。前回は土山峠から取り付いたので、今回はその先の宮ヶ瀬越に登り、そこから北の宮ヶ瀬高取山に行き、戻って南の仏果山を登り、その南の土山分岐から土山峠に下山した。何度来ても仏果山は方向を見失ない、下山する時に逆方向のような錯覚を起す。前回同様に、今回もそうであった。周囲の見晴らしが悪いことが一番だろうが、頂上直下が悪いので巻いているのもありそうだ。やはり全ルート潰して、確認が必要である。目安の16:00には土山峠分岐に間に合わないが、一度縦走した道なので思い切って稜線を駆け下る。16:30見知った分岐に到着。一安心して、休憩も取らずに下山する。安堵の土山峠から車道を、花魁さながらの前抱ザックで、バランバランな身体で取付点に戻る。帰路、これで一応決着を付けた大山と相州アルブスの夕景を見る。やけに、綺麗だ・・・写真にシトコッと。( 朝霧 植田 )