東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

西丹沢 加入道山~大室山

   大山シリーズを終え、相州アルブスもほぼ終了したので、先日の西丹沢桧洞丸の続きで、加入道山−大室山にソロで行ってきました。桧洞丸同様に、これらの山も半世紀振り。西丹沢ビジターセンター奥の白石沢を詰める。このルートは、東海自然歩道となっているが、昨年の台風19号で河原の丸太橋は殆ど流壊しており、ガレ沢の出合までは沢と河岸段丘の交互歩きで、ハイカーではルートファインディングが無理と感じた。またガレ沢付近の急登部の梯子階段の多くは、半壊状態だった。暫く登って、やっと右岸の山腹に取付き、トラバース登りとなる。「沢歩きの最後は急登」のセオリー通りに、最後はキツイ登りとなって風の強い白石峠に飛び出す。加入道山からの南山稜は長く、畦ヶ丸−権現山を経て丹沢湖へと続いている。白石峠からは、強風の急な稜線を加入道山へ向かう。加入道山の避難小屋は山頂南側にあり、新しく綺麗で驚いた。大室山への稜線は、正に稜線漫歩。樹林の緑が清々しい。裏腹に、犬越路へは急な山稜となる。こんな急峻なリッジの何処に?と思うような所に、真新しく綺麗な犬越路避難小屋。犬越路からの用木沢道は、白石沢同様に東海自然歩道になっているが、ここも途中のトラバース道が崩壊状態で、切れ落ちている。真新しいフィックスにしがみついて、外傾ザラ砂道を通過し、ゴーロ石の中を用木沢の出合に辿り着く。稜線縦走では分からなかった山登りだった。( 朝霧 植田 )

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