我がここ2～3年のワンマン山行も、かれこれ100回を迎えるに至りました。当初は、鎌倉や三浦半島の近隣が主であったが、次第にその対象が拡大して、今や西丹沢にまで及んでしまった。そしてワンマン山(OneMan)ならぬ、アイアンマン山行(IronMan)になってきた。昨日の白石峠から南の畦ヶ丸−権現山−丹沢湖へと続く加入道山南長尾根。その末端の世附権現山であるが、思ってたよりも厳しかった。丹沢湖畔中央の横断中橋付根から取付く。最初は上部発電所への作業道であったが、それを過ぎると杉植林帯となり、｢踏跡不明瞭、初心者通行不向｣の標示付の害獣阻止柵を、4～5ヶ所通過する。自分は初心者？と自問。年齢体力ては下級かも？でも昨今の山活動を加味して、中級の下に入れて欲しい！？登りが洗い出された砂ザレの急登となる。堆積落葉のスタンピング失敗で、3mズリ滑落･･･やっぱ初心者レベル？じゃん。痛む尾てい骨の上塗りで、コブに到着。得意の馬の背木根樹林帯になり、爽快快調。でも長い、目安の16:00は過ぎている。やっとの頂上は、見晴しの悪い樹林帯。19:15までは明るい。急な二本杉峠へ駆け下る。偵察目的の大又林道への踏跡はあった･･･しかし道標はなかった。保林道を経て19:00上ﾉ原口へ下山。そして、車路を開始点へと戻る。現在は夏至間近で空明時間が15時間とは言え、今回の山行は半昼夜約12時間のPMロングソロでキツかった。
今回山行は、主体の山行5時間に加えて、バイク移動の距離約80Kmの往復に6時間や終了点から開始点への戻り歩行1時間のアイアンマン山行(IronMan)になった。でも他物に頼らない･･･充実した1日だった。( 朝霧 植田 )
