コロナ第2波の全国蔓延に加え、九州での梅雨豪雨被害と大打撃ですが、雨の合間を縫って鍋割山西尾根の雨山峠から南下する尾根末端部の高松山に、いつものPMソロで行ってきました。この山は、玄倉川の東側の雨山や桧岳を含む見映えのしないダラ尾根の末端部のコブ山で、南東尾根及び南西尾根が古道となっています。国道246号線から中津川沿いの寄への道を田代まで行き、そこから虫沢を辿りヒネゴ沢と太尾沢間の北東尾根から登りました。雨後の杉樹林帯斜面の堆積落葉を、雪山ならぬスタンピングで足場を作り尾根状に出る。尾根は標高400mで一旦広く緩やかになり、その後狭まり急峻になった。予想通りの尾根をひたすら登り、標高550m附近で左右稜線も近付き、そろそろとの気持ちになるが、その後は濡苔倒木混じりの辛い登りとなる。休みなしの汗ダク2Hrも過ぎ、グシャグシャする靴下を脱いで見ると、そこには10匹を越える山ビルの群れ。落込む気分の中、やっと前方の暗部が薄れ高松山の頂上に飛び出す。頂上は刈払われた草原状だったが、ガスの中で眺望は全く効かず。下りは、高松古道の南東尾根を尺里峠に下り、そこから虫沢古道を取付のヒネゴ沢出合へと戻る。またまた山ビルにやられぱなしの、梅雨の山登りでした。・・・チャン・チャンと。
BS:ここで問題です。次の地名、何と読むでしょうか?名古木、寄、尺里 ヒントは、国道246号線の丹沢口
( 朝霧 植田 )