東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

三浦半島 大楠山

山は雪。真冬の寒さで、指先はズキズキ。西高東低の冬型の好天気。箱根を考えたけど、雨後の凍結で原チャ転倒を考え、温暖な三浦半島大楠山にする。大楠山は三浦半島最高峰で関東百名山の百番目。大楠山は、主峰の東峰とドーム塔の西峰があり、西峰西尾根にルートがあるとの情報を入手したので、前田川を遡行して取付くことにしました。前田川のハイキングコース口と別れて、通行禁止の川沿小林道を辿る。見通しが悪い薮樹林地帯で目的の尾根が判然としない。林道終点から尾根筋に辿り着こうと、笹藪とイバラの藪漕ぎを開始するが、蔦が絡んで一歩が進まない。見通しが全く利かないが、どうやら沢一本北側に来ているようだ。1時間以上もがいて、何とか獣道を見つける。やがて踏み跡道を見つけたが、全く反対の北側の国際村に出てしまった。再度国際村からのハイク道から、大楠山主峰へ登る。西峰から、大山北尾根や西尾根で取得した裏技の逆トレースで踏み跡を探して下る。踏み跡は藪山で見通しが悪く、明確な稜線通しではなかった。これでは、得意の支尾根藪漕ぎ策でも、歯が立たない。踏み跡は畝った弱点縫いの道になり、竹藪を抜けて小沢に辿り着く。沢伝いに下り藪を登るとひょっこり小林道に躍り出た。そこは、往時に歩いた小林道で、入口には全く目印のない藪口だった。帰路、いつもの相模湾沿いの立石の夕陽に、亡くなった朝霧の皆さん一人一人を思い起こして、冥福を祈る。合掌             今回、登り尽くしたと考えていた三浦半島大楠山の隠れ道を登れ、全ルート潰しに近付けたのが収穫だった。ヤッタネ。(・・・苦笑)。( 朝霧 植田 )

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