東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

南ア 間ノ岳(3,189m)~西農鳥岳(3,050m)

北岳初登山、一名と日本3,000m峰21座目(全21座)登山を目的とした私の山行計画である。
7/30:自宅(14:05)車両⇒16号⇒千葉北IC⇒京葉道路⇒中央道⇒中部横断道中富IC⇒奈良田温泉(19:00)
三年ぶりの奈良田バス駐車場はリニアモーターカーの資材置き場となって盛土造成中で、手前の駐車場で車中泊した。

7/31晴れ:奈良田(05:30)バス⇒広河原(06:25-06:45)~二俣(09:20-09:25)~八本歯コル(11:35-12:06)~北岳分岐・雷雨(13:05-13:20)~北岳山荘(14:21-14:43)~中白根山(15:27-15:39)~幕営地(16:20)雨・消灯(18:30)
快晴の中バス3台で広河原下車。相変わらず人気の山で登山者が多い。今回も大樺沢ルートだが71歳と60歳女性の他2名の足取りが早く71歳の先輩と70歳の私は1ピッチにつき10分位おいて行かれる「歳だなぁ」。9時頃には稜線も雲が掛かってくる。この山行目的も三回目だが今回も八本歯コル手前で雨にたたられる。稜線分岐では雷雨となり、先行していた他二名は山梨県警警備隊に止められ引き返してきた。北岳山荘にルートを取り山荘で給水し今日の目的地間ノ岳に向かう。天気も少し回復し中白根山(3,055m)から岩稜稜線を進み間ノ岳手前20分位の平坦地にテントを張る。直後雨になりホッとする。疲れた体に思い思いの飲み物、夕食をとり早めに床に就いた。

8/1晴れ:幕営地(03:40)~間ノ岳(04:05-04:10)~御来光地点(04:25-04:53)~農鳥小屋(05:41-05:59)~西農鳥岳(06:55-07:10)~農鳥岳(07:51-08:05)~大門沢下降点(08:30)~大門沢小屋下(11:31-11:40)~奈良田温泉(14:50-16:05)⇒中部横断道中富IC⇒中央道⇒京葉道路千葉北⇒自宅(21:20)
朝、お月さんと星空である。もうあちこちの稜線でヘッドランプの灯りが点滅している。間ノ岳へは25分で到着。東の空が明るくなっている。15分程下り御来光の瞬間を待つ。04:48分にその瞬間は来た。今夏三回目だ。50分下って農鳥小屋である。名物ヘルメット親父が出てきた。挨拶しても無視。やはり噂通りでさわやかな朝がだいなし。急登を一息で西農鳥岳である。日本3,000m峰最後の山である。振り返ると仙丈ヶ岳、踏めなかった北岳間ノ岳~これから行く農鳥岳。富士山、そして塩見岳荒川岳赤石岳聖岳、光岳と続く南アルプス雄大な山々。40分弱で農鳥岳(3.026m)に着く。3,000mの稜線から一気に2,000m下る。大門沢下降点から急坂になり針葉樹樹林帯を3時間、延々と下り大門沢小屋から沢沿い降りて尾根の巻道を3時間。林道、車道を1時間半歩いて奈良田に下山した。温泉に入り疲れを癒してから帰途についた。(山口、吉田、他2名)

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