東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

富士山(吉田ルート)

例年実施している富士登山で今年は少し変化を付けるため、好日山荘瑞穂店の「高所順応(低酸素)トレーニング」を試してみた。結果は、その効果を得るためには3回目のトレーニングから1週間以内の登山が望ましいが、天候を見計らっているうちに3週間が経ってしまった。このためかタイム的には昨年とほぼ同じになり、その効果を見極めることができなかった。また、緊急連絡対応者にYAMAPの「みまもり機能」を試してみた。対応者からは、登山者の位置情報が概ねリアルタイムで確認できるので有事の際も有効に使えるのではないかと好評だった。・・・昨年と同様に谷村パーキングエリアで仮眠をとり富士吉田の馬返しに駐車して、暗い中3時30分に登山を開始する。駐車場は平日であり車は3台程だった。天気は晴れ。登山日和である。佐藤小屋では、賑やかな登山者が出発の準備をしている。眺望のよい経ヶ岳で休憩する。六合目の安全指導センターで「体温・体調確認済み」リストバンドをザックに着けてもらう。コロナ禍とあって以前より登山者は少ないように感じる。順調に高度を稼いでいくが、標高3,400mを超えると足の進み具合が鈍くなってくる。14時30分に吉田口山頂(3,710m)に到着、久須志神社前の広場で休憩する。山頂からは河口湖、山中湖、御坂山塊、道志山塊が眼下となる。毎度お鉢めぐりを予定するが吉田口山頂に到着しただけで満足してしまい、今回もお鉢めぐりを省略してしまう。吉田下山専用道を下る。ここはブルドーザー用の道路でもあり砂礫の幅広い道である。単調ではあるが安全な下山ができる。下山道は砂埃が舞い上がるためウレタンマスクを着け、また、靴の中に砂礫が入るので夏用スパッツを着けた。これで下山中は一度も靴の中の小石を取り除く必要がなく快適であった。佐藤小屋に約18時、駐車場には21時15分に着いた。車中で仮眠をとり翌朝に帰宅した。(塚田)
馬返し(3:30)~(6:30)五合目(佐藤小屋)~(8:30)七合目(花小屋)~(11:20)本八合(元祖室)~(12:30)八合五勺(御来光館)~(14:05)吉田口頂上(14:30)~(17:15)六合目安全指導センター~(17:54)五合目(佐藤小屋)~(21:15)馬返し

 

 

( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会