東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

南ア 仙丈ヶ岳

 今回は新雪のため敗退した年末山行のリベンジである。冬と違い歌宿までのバスが開通しているため戸台川沿いの長い河原歩きが不要で前夜発一泊の山行となった。
 5月1日、昼過ぎに山口さんの車で津田沼を出発し京葉道⇒首都高⇒中央道⇒南アルプス林道バス停仙流荘着17時30分。吉田さんと合流した。せっかくの連休なので少し贅沢をしてスーパーで買った寿司で夕食。
 5月2日快晴、仙流荘バス停08時05分発。可愛いデザインの新しいマイクロバスで南アルプス林道を歌宿へと向かう。途中鋸尾根や甲斐駒ヶ岳を眺めながら歌宿バス停着08時42分着。ところどころ斜面からの石が転がる明るい林道を歩き北沢峠着10時45分。小休止して尾根に取り付く。岳樺の樹林帯の道を行くと硬い雪まじりの雪面となりアイゼンを付ける。樹林帯を抜けると表面が溶けた雪の斜面となりジグザグにゆっくりと登る。無風快晴で北岳、甲斐駒岳、鳳凰、遠くは穂高中央アルプスを望みながらの快適な登りである。小仙丈ケ岳15時25分着。夕刻となり風が出てきた。頂上へと弧を描いて伸びる稜線と純白のカールが美しい。仙丈ケ岳(3033M)着17時05分。途中多く下山する老若男女の登山者とすれ違ったが登る登山者は我々3名のみであった。頂上直下の窪地で幕営。寒い夜で震えが止まらず余り眠れなかった。
 5月3日微風快晴。テントを開けると正面に朝焼けに染まる富士山が構えていた。ここから望む裾野は実にたおやかである。出発05時50分。大平山荘と馬の背を結ぶ藪沢重幸新道は通行止となっているため同ルートを下降する。標高2600Mを下った辺りから昨日バスに同乗したパーティー達が登ってきた。登頂後北沢峠まで往復するのだろう。我々のように山頂で夜を明かすパーティーは皆無のようだ。途中北沢峠のこもれび山荘にて休憩、湧き水で喉を潤し歌宿バス停12時05分着。13時25分のバスで仙流荘バス停着14時00分。車にて帰京する。天候に恵まれ最高の登山であった。秋口にまた南アルプスの山へ出かけてみたい。木戸記 、吉田、山口 )

  

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