筑波山は埼玉 吉川から朝に夕に見ることが出来、我が町の守りの山とも思える親しみを感じさせる山で、今回は薬王院ルートをトレースしたいと思います。何時もの通り弁当を作り、洗濯物を仕掛けまだ明けきらぬ中、愛車のエンジンを掛けました。常磐道は日曜日とあってか、レジャーの自家用車で繋がっていましたが、安全運転を励行している運転手さんがほとんどの様でした。登山口の薬王院を探しましたが、つくし湖貯水地を左折しなければならない処、直進してしまいそれでも間道を見つけ駐車場に辿り着き、朝食の後秋らしい空気の中高みを目指いました。右折しなければならない処、林道に入ってしまい、気が付き戻り後は良く踏まれた登りです。林道鬼ヶ作線との合流からは急登となり700段の階段です。まだかまだかと思っていたら太郎山の鞍部に着きそこから先は、自然研究路の大石重ね付近の分岐を右に採り男体山に向かいました。秋晴れの日曜とあって山頂は押すな押すなの大盛況で早々に御幸ヶ原に下り、子供の歓声、中国語の喧騒の中女体山キャンプ場コースに下山道を採りました。鼻歌で雑木の径を楽しみ、山岳トレーナーのグループに颯爽と追い抜かれ、登山道脇のミヤマシキミの赤を愛で、キャンプ場からは仙郷林道を左折し途中女の川、男の川を渡り出発地の駐車場に戻り、山門が見事な薬王院に詣で、水戸の家に嫁いだ娘の幸を願い、お布施の真壁土のお地蔵さんを功徳して貰い家路に就きました。筑波山塊はアプローチも良く登山コースも豊富で、又名所、旧跡も多く人気のエリアですが、林道、脇道も多く良く地図を見て行動しましょう。自宅からも近く思い立って直ぐ行動できるのも魅力です。( 伊藤 源 )
薬王院登山口9:00~薬王院コース出合9:30~薬王院コース分岐10:25~男体山11:00~女体山12:00~筑波高原キャンプ場12:45~薬王院コース出合13:35~薬王院登山口14:00