11/03 塩原温泉郷から暗い夜道を車で3時間走り只見町へ、地図アプリで登山口の「いわなの里」へ9年ぶりに着く。ここから300m先の登山者駐車場迄が恐怖だった。わだちは所処水の中、中央が盛り上がりガリガリと腹がこすり音を立てている。赤倉沢駐車場には2台停まっていた。(標高547m)
11/04 満天の星空で無風。気温2℃ 暗い中出発する。すぐの橋を渡り沢沿いの道を進む二回飛び石をまたぐが増水時は渡れないなあ?1時間で水場に着く。水が美味しい。高い尾根の紅葉には朝陽がさしている。急登になり落ち葉も乾いて気持がいい。人見の松からは只見、会津地方が一面の雲海となりまるで松島か九十九島のようだ。叶の高手でようやく会津朝日岳が姿を見せる。赤く紅葉した斜面が障壁のようだ。一旦下り熊野平避難小屋を見て最後の登り「ヘルメット推奨の岩場だ」グレードⅡ級位だが濡れていて目が離せない。登りきると二つのピークがあるが奥が山頂だ。360度の展望で会津駒ヶ岳、日光連山、那須岳、安達太良山、磐梯山、田子倉ダム、飯豊連峰、浅草岳、守門岳、鬼ガ面山、未丈ヶ岳、越後駒ケ岳、中ノ岳、平ヶ岳等が一望できる。雲海も無くなり快晴無風で春の陽気だ。会津駒ヶ岳方面の稜線は鋸の歯のようだ。9年前のGW,吉田先輩、木戸と縦走した思い出のルートだ。初雪ももう間もなくだろう。20分間景色を目に焼き付け下降に入る。ゆっくりと下るが登山者とは、20人がすれ違ったか。登山口には計画より2時間早く着いた。危険な悪路はまたまたガリ!と思い切り腹をこすった。只見街道は3時間走りずっと真っ盛りの紅葉を見せてくれた。( 山口 )
11/03: 千葉印西市(12:30)、車両⇒圏央道牛久阿見IC⇒つくばJCT⇒常磐道⇒⇒友部JCT⇒北関東道⇒東北道⇒西那須野塩原IC⇒塩原温泉⇒会津田島⇒只見駅⇒只見小学校⇒いわなの里⇒赤倉沢登山口(18:50)車中泊
11/04: 登山口(05:16)⇒三吉ミチギ水場(06:16-06:24)⇒人見の松(07:18-07:27)⇒会津朝日岳(09:10-09:30)⇒叶の高手(10:39-10:49)⇒三吉ミチギ(11:30-11:44)⇒登山口駐車場(12:36-12:45)車両⇒R252⇒金山町⇒三島町⇒磐越道、会津坂下IC⇒いわきJCT⇒常磐道⇒以下往路逆コース千葉印西市((20:30)