東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

八ヶ岳 阿弥陀岳~赤岳~硫黄岳

    八ヶ岳のデビューは1972.4.2赤岳天狗尾根 ( 庭野、藤田、吉田、植田、山口 )であった。前年末に入会し雪山山行は北岳、蓬峠だけで3回目の山行だった。核心部を終え上部雪壁でスリップ、すぐに止められた事を今でも覚えている。それ以降の八ヶ岳は厳冬期、積雪期のみのザイルを使った二十数回の山行ばかりであった。今回が初めての無雪期の八ヶ岳である。
  早朝に出て南沢ルートから赤岳鉱泉に向かう。20年ぶりのルートだが昨年の台風で沢沿いがえぐられ酷く崩壊してる。鉱泉には18張りのテントがあった。阿弥陀岳分岐からは太陽にあぶられた。山頂に立つともう権現岳方向はガスに隠れてる。赤岳の登り、下り(鎖が多い)もガスの中。地蔵の頭で突然の雷雨。あまりの雷の音で腰を下ろして前かがみになり耳を塞ぎ対雷姿勢をとる。手が痛いなーと思ったら今度はヒョウ(夏にヒョウ?)BB弾位の大きさだが足元を見ると白くなってる。20分位で収まりホッとする。また太陽が出て、なだらかな硫黄岳に登る。下りは樹林帯の中を降りるがあっという間に赤岳鉱泉に着いた。駐車場に着くとまた雷雨になり早々に出発した。( 山口 )

 8/21:東京(15:00)=美濃戸山荘駐車場(18:30)
8/22: 駐車場(03:42)南沢ルート~赤岳鉱泉(05:56)~阿弥陀岳(08:41)~横岳(12:27)~硫黄岳(13:52)~赤岳鉱泉(16:06)~美濃戸山荘(16:40-17:00)=千葉自宅(21:55)

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箱根 金時山

   猛暑の盆週間も明けたし、先日矢倉岳から足柄峠まで行ってるので、'11.11の第2回朝友ハイクで行った金時山に、いつもの原チャリソロで行ってきました。この梅雨の豪雨で、金時山の北面沢沿ルートは崩落でズタズタ状態。失道して、杉樹木帯を右岸尾根道に登り出ましたが、目安の16:00南側の西丹沢方面の雷鳴が不気味でした。お盆恒例の亡くなったOBの皆さん、現役関係の皆さん、それに朝友ハイクに来てくれた会員ご子息等( 下記写真参照 )へのご冥福をお祈りする。足柄峠からの主稜線は、頂上への沢状登山道が崩落していて、100mほど左岸リッジ状に巻道フィックスが設けられていました。17:00急峻なアルミ梯子階段を幾つも通り辿り着いた頂上は、誰も居ないガスの中でした。大袈裟な金時山の看板に懐かしさを感じつつも、1minを惜しんで即下山としました。足柄峠まで行って車路を下り取付まで登り返すか、主稜線途中から沢沿分岐まで下るか迷った末、ヘロヘロの身体に賭けて一気に下ることにする。18:45薄暮の夕日ノ滝に帰着。やったネ・・・約1Hrの節約を果たす。 ( 朝霧 植田 )

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三浦半島 鎌倉 衣張山

  山ビルやスズメ蜂の深山には懲りたので、ベルセウス座流星群の寝不足もあり、近場の鎌倉衣張山に行ってきました。昨日に続く猛暑日で、鎌倉の海に行く者は多いものの、山に行く殊勝者?は全く居ませんでした。東勝寺跡口から祇園山、そして衣張山から末端尾根を海辺の材木座まで辿りました。尾根末端の光明寺裏には、遺蹟アンコールワットを彷彿とさせるような宝篋印搭群があり、驚かされました。夕方には、鎌倉は雷鳴が発生し始めたので早々の帰宅としました。( 朝霧 植田 )

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奥日光 金精峠駐車場~金精山~五色山往復

8月10日(月)に金精峠駐車場より奥日光金精山、五色山往復。一週間程前に足を痛め、リハビリのつもりで金精山往復の予定が五色山まで延長する。  金精峠の駐車場から07:30に歩き始め、見晴らしの悪い急な坂を登り金精峠に07:55着。風が涼しい。そのまま歩き続け再度急な坂を登り08:30に金精山(2244m)着。10分程休み国境平を経由して五色山(2379m)に09:20着。登山道に亀裂があり歩行注意との看板があったが殆ど気にならない。岩場のトラバースに少し注意が必要な程度。途中木陰は涼しいが日差しが強くその下では暑い。09:40に下り始め駐車場に11;20着。自粛生活が終わり山の日で登山者?が多く駐車場に07:20で30台程駐まっている。登山中は10人程しか会わない。単独とカメラマンが多い。12時頃には雲が出て少し薄暗くなる。 ( 井上☓2 )

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道志山塊 御正体山

  全国的な「山の日」なので仕事を放ったらかして、猛暑の西丹沢北側の道志山塊御正体山へ、原チャリで遠出してみました。相州アルプスの慣れ親しんだ宮ヶ瀬湖から、道志川沿いの国道413号線を山中湖に向けて走る。道志道の駅では、ローリング族のリッター級バイク群の中、場違いな我が原チャリ1台。山伏峠から明るいブナ林を主稜線に向かって登る。主稜線からは、御正体山とは反対側の西側の石割山を先ず目指す。石割山は思ったよりも遥かに遠く、多くの起伏があり片道1Hrも費やしてしまった。石割山から猛暑の3Hr、主稜線を御正体山目指して登る。御正体山の稜線は、ツガ・モミ・ミズナラと樹相が変わるので、飽きはこない。御正体山近くの笹の葉帯では、薮蚊・小蝿・スズメ蜂等が、執拗に塩汗臭を求めて顔・腕とまとわり付いて鬱陶しく苛立続きだった。頂上附近では、夏なのに黄花のツワブキが群生していて驚いた。街のツワブキは、通常10月である。頂上には社と頂上標そしてテーブルベンチがあったが、薮蚊・小蝿・スズメ蜂の猛襲が激しくて、休憩は全くできなかった。小生それでなくても、化膿治療中でアナフィラキーショックがヤバイので長袖にタオルの頬かむり、内側は全くのサウナ状態の汗ダクである。それでも服の上から刺されてしまった。30min以上逃げ下り、やっとスズメ蜂から開放され、急いで抗アレルギー剤を飲む。下山後、林道から413号線を5Km、ローリング車の中を山伏峠に向かってショボ歩く。この1.5Hrの車路歩きは、帰りの原チャリではたったの5minだった・・・ 猛暑の中、散々の「山の日」登山だった。・・・チャンチャンと。 ( 朝霧 植田 )

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写真は後で!?

 

 

日光 奥白根山

 

  曇りで上の方はガスの中。気温9℃ 風やや有り。登山者も数十人準備している。駐車場から笹原を行くとすぐに樹林帯の急登になる。2ピッチで弥陀ケ池に着くと眼前に関東以北の最高峰、日光白根山が現れる。さらに急登りとなり330mを一気に登ると頂上に到着。が、ガスで視界5m位になり何も見えなくなってしまった。風も雨も強くなりレインコートを着込み前白根山に向かうも方向が分かりにくい。反対方面から来た人たちも頂上が分からずロープウェイ方向に行く始末。10分も下るとガスはなくなり雨の中避難小屋から前白根山に向かう。頂上では視界が良ければ大展望なのに残念。五色山~金精山からの下りは北アルプスキレットのようにロープ梯子の下りだった。金精峠からの下りも昨年の大雨で道、沢がえぐられ崩壊が激しい。菅沼登山口に戻ったがまだ雨は止まなかった。14年前(55歳時)に秀樹さんと登っているがその際のコースタイムは休憩含めて6時間28分。今回は8時間47分。何とその差1時間47分。年齢を考える時が来た。 (山口) 

菅沼登山口(05:25)~弥陀ケ池(07:29)~白根山(08:44)~避難小屋~前白根山(10:35)~金精山(12:10)~菅沼登山口(13:40) 

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( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会