東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m)

奥多摩 多摩川 シダクラ( 志田倉 )沢

   地元でサークルの集会で「北ア、赤木沢」を始めとして様々な沢登りの報告、朝霧での山行報告により沢登りの気運が高まり、サークルでも沢登りがようやく実現となった。朝霧の山行報告を参考に「シダクラ沢」と決まった。最初は行く予定ではなかったがリーダー1人では大変と、同行することになった。今シーズン、カタカナ名※の沢登は3回目だ。奥多摩駅は相も変わらず人、人、人の波で奥多摩湖方面バスも増便だった。惣岳バス停で下車。左手の階段を下りむかし道に降り少し上の方に歩くとシダクラ橋になるので多摩川を渡る。数十メートルで左手に降りシダクラ沢入渓点とし身支度をする。秋の気配で少し涼しい。いくつかの小滝を越えて行くが沢登りデビューの女性と二人の男性は飛び石伝いに歩き中々水に入らない。私は水流通しにガンガン登る。3~5mの滝と核心部の7m滝、その上の5m滝はザイルを付けた。事前にザイルワーク講習会を行っているので手間取ることはなかった。水流も少なく登りやすかった。標高750mで二俣になり、朝霧の木戸CL,元会員の伊藤の指示通り右俣を登る。伏流水になるが右手の傾斜の落ちた所で沢装備を解除した。一本立てて右側の尾根を登る。ザレた土の上をキックステップの要領で登り、たまにはジグザグに急峻な尾根を登り1時間弱で御前山からの大ブナ尾根のP1128m下の1015m地点登山道に合流した。サス沢山、展望台、急な尾根を下りゴールの奥多摩湖には計画より7分遅れで到着した。湖畔には初秋を求めて観光、カップルと多くの人で賑わっていた。( 山口、他4名 )※カロ-シンナソ-シダクラ 

自宅⇒印西牧の原駅(05:02)⇒東松戸⇒西国分寺⇒立川⇒奥多摩駅(08:00-08:36)バス⇒惣岳バス停(08:50)⇒シダクラ沢入渓(08:57-09:30)⇒7m滝上(10:55-11:20)⇒装備解除(13:30-13:50)⇒登山道合流(14:35-14:45)⇒サス沢山⇒奥多摩湖(16:07-16:27)⇒奥多摩駅(16:30-16:57)⇒立川⇒浅草橋⇒印西牧の原駅⇒自宅(20:00)

 

丹澤 ヤビツ峠~青山荘~塔ノ岳~大倉

今日はAME Tra(雨中山行!)で丹澤にきました。ヤビツ峠からずっと気になっていたコースを探して青山荘まで歩いてから少しだけ登り返して登山口へ向かいました。2km弱のとても良いコースでしたが………。やっぱりいました。ずっと気をつけていたのですが…いないなと思いながら歩いていたのですが、林道へ出て、一応確認しようと下を見ると20くらいウヨウヨと…自分では信じられないくらいだったので、あせってザックの奥から塩水を取り出してスプレー・スプレー・スプレー…  途中でやや足に違和感を感じていたもののまさか…取敢えず退治して、AME Tra  誰も歩いていないので、相棒の傘指して歩いていましたが、途中で合羽に変えました。三ノ塔小屋に着くと沢山の人が休憩中。ここで靴の中を確認するとやっぱりいました。ここで、退治して先に進みました。三ノ岳には思った時間に着いたものの、尊仏ノ土平はやっぱりやめて、大倉へ下山しました。途中、なかなか食べることができない牛乳プリンを発見。もちろんいただきました。そちらで野口さんとお会いしてバス停までご一緒させていただきました。野口さんは65歳から2年で百名山を終え二百も終えて、塔ノ岳登頂870回以上、あと2年で1000回を目指すそうです。そのときにお祝いすることを約束してお別れしました。( 黒澤 )

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奥多摩 川井( 清東橋)~ 川苔山

  奥多摩でも最もお気に入りのルートのひとつですが、ほとんどが立入禁止のようでした。自分でもビックリでしたが、たしかに小屋跡からのルートは危険なルートでした。(落ちても大丈夫そうなところでしたが、きっとここで滑ったら**歳奥多摩で滑落。と記事になるのかな?...。)山がどんどん遠くなっていく…もう少しでアレが達成できそうなんですが…貴重な三連休でどこにもいけない…自分が悪いのだから…モヤモヤしながらだと危険かな?と、一度起きたものの寝てしまおうか?と…このままでは良くないと思って再度起床。あそこかあそこと思いながら最寄り駅まで行くと奥多摩 川苔山へ行かれるという親子の方に遭遇…。途中までご一緒させていただきました。
川井からバスで清東橋へ…
ここからは独り占め…大丹波川に降りるのが少し早かったようで、はじめから苦労の連続。なかなか先に進めない。でも、沢沿いは涼しくて良かったです。何度もの渡渉を繰り返しながら目標の獅子小屋跡にたどり着きました。今回は橋の写真をなるべく撮るように…この橋がなかったらどうやって歩くのだろう?と考えながら歩くと、橋のありがたさが身にしみました。ありがたい…有難い…アリガタイ…。小屋跡ではたき火の後もありました。水場まで100m。この先のルートが相変わらずよくわからない…地図を持ってくればよかったと思いながらも準備不十分。とりあえずいつものようにひたすら尾根を登って行きましたが…ここを落ちたらまずいな…いつもの方に無事を祈りながら登ると発見…こんな岩が…岩の先に登山道発見。いつもながら登山道は有難い。やっとのおもいで川苔山に着くことができました。山頂で休んでいると声をかけられ…駅で一緒だったお二人。まさかここで会えるとは…ここで会えたのはなにかのご縁…先行下山したお二人のルートをたどって鳩の巣までご一緒させていただきました。今日はとても楽しい山行となりました。ありがとうございました。長くなってしまいました… ( 黒澤 )

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福島 会津 蒲生岳・額取山(安積山) --- いわき・二ツ箭山 ( 故郷の山々へ )

 09/15(土):先週11日( 月)に白内障の手術をして「1週間は安静に」と言われたが2,3日すると飽きてきたので3.4時間の軽登山なら良いだろうと勝手に理由付けして山に出かけた。故郷の会津中通り浜通りに分けて三つの山を登ろうとの計画である。

蒲生岳は「会津マッターホルン」とよばれていてスケールは5分の1の標高だが駐車場から岩肌交じりの姿が良い。駅横を過ぎ登山道に入るとまもなく急登になる。分岐から西側岩壁コースの鎖場をよじ登る。思ったより大したこともなく蒲生岳(828m)に着いた。360度眺望も辛うじて会津朝日岳、浅草岳、越後駒ヶ岳が見える。眼下の只見線は情景が素晴らしい。暑いのなんの汗でパンツ下までびしょ濡れである。下りは垂直の鎖場、ブナ林、風穴と変化に富んで楽しい下山路だった。今日の目的地まで向かうが只見線沿線には町ごとの銭湯が有り、珍しい汲み放題の無料炭酸水、観覧船、只見線の絶景ポイントなどがあって飽きない。「道の駅猪苗代」には夕方に着いた。

9/16(日):磐梯熱海の南に位置する人気の額取山に向かった。暗いうちに出発し猪苗代から舗装された道路を30分登ると御霊櫃(ごれいびつ)峠登山口(878m)に着く。朝早いせいか誰もいない。登山道は樹林帯でも枝、草とも人の通る幅ほどに刈ってあって手入れが行き届いている。最初のピークでは磐梯山猪苗代湖が見えたが段々と、「眺望に優れた縦走路で稜線散歩が出来る」とあったがガスって何も見えない。額取山(1009m)に着いたが山頂からは全く見えず、早々と下山するがぽつぽつと登山者とすれ違うようになる。そのうちツアーが十数人で二組もすれ違い駐車場の車も20台で満車だった。天気よければ見晴らし良かったんだろう。時間が早かったので二ツ箭山も行けるのでは?と思い向かった。高速を使い12:00に二ッ箭山登山口に着いた。ルートは沢コースから尾根~鎖場コースである。核心部は男体山と女体山のコル~女体山に繋がる鎖場二段50mが楽しい。しかしずっとガスってるので視界が無い。頂上(709m)から降りて登り返して岩トレする予定だったが省き下山した。

09/15(土):自宅(02:55)車両⇒常磐道柏IC⇒外環道⇒関越道小出IC(05:15)⇒R252⇒六十里越え⇒会津蒲生岳駐車場登山口(08:25-08:58)久保ルート⇒蒲生岳(10:49-11:02)⇒小蒲生ルート⇒登山口(12:40-13:02)⇒会津金山日帰り入浴⇒「道の駅猪苗代」(16:37)車中泊

09/16(日):「道の駅猪苗代」(04:45)⇒御霊櫃峠登山口(05:25-05:45)⇒額取山(07:37-07:44)⇒登山口(09:29-09:37)⇒磐越道磐梯熱海IC⇒常磐道いわき中央⇒二ツ箭山登山口(12:00-12:19)⇒二ツ箭山(14:23-14:45)⇒登山口(16:15-16:30)⇒常磐道いわき中央⇒圏央道牛久阿見⇒自宅(19:40)



 

会員募集 一考!

   会員募集は昔、「月刊 山と渓谷」に有料で掲載するのが常であった。時代は変わり、今では当会HPから入会希望(問合せ)がほぼ100%である。 しかし今回オ-ソドックに集会施設でもある「新小岩にこわ(裏の出入り口の方です)」に、募集を貼った。 募集の仕方にはいろいろある。 それよりも入会して会員増えてもその先が---。(担当者ありがとう。)

 

 

 

奥多摩 北秋川水系 シンナソー沢

   山口さんのお誘いにより短い沢へ行くことにした。3時間弱で登れ小瀧が連続して楽しそうな北秋川シンナソーを選択した。9月3日(日)曇り、武蔵五日市から藤倉行きのバスに乗り 終点下車、少し戻ってトポにある廃屋の脇から直ぐ川に降り、上流に歩いて一本目の右岸から入る細い沢がシンナソーである。出合いから小瀧を連続して数本登ると直ぐに3段10Mの滝となる。ここはザイルを出し中間部はホールド、スタンスが乏しく1手2手ムーブを考えて登る。トポによると残置ハーケンがある筈だが見当たらず泥の詰まった岩溝にハーケンを打つ。余り効いていないが精神安定剤としては十分である。この後、倒木のうるさい箇所や幾つかの小滝を超えて行くと核心部の3段15Mの滝となる。やはりザイルを出し、中間部のクラック状でハーケンを打ってややのけぞり気味に突破すると少し前傾気味の上段の滝は下で見るのとは違い、ガバホールドが連続して登りやすかった。やがて二俣となり左を行くとまもなく伏流となり30分ほど急登の斜面を登ると12時頃に支尾根に出る。支尾根を少し登ると浅間尾根登山道となり、数馬の分岐から浅間尾根登山口バス停へ13時前に到着した。(感想)トポにある通り短く小さな沢の割には少し登攀要素があり、楽しい山行であった。初心者向けと紹介している記録があるが、それは違うと感じました。下山路では蕎麦等を提供する日帰り温泉施設が点在しているので、次の日が休みであればそこでのんびりするのも良いと思います。( 木戸記、山口 、水谷 )

9/3 武蔵五日市駅(07:37−07:40)〜藤倉バス停(08:25)〜装備装着(08:35−08:50)〜入渓(08:55)〜シンナソー出合(08:58)〜3段の滝下(10:10−10:25)〜3段の滝上、装備解除(11:17−11:35)〜登山道分岐(12:14−12:25)〜浅間尾根登山口バス停(12:55−13:25)〜武蔵五日市駅(14:25−14:32)〜拝島〜御茶ノ水浅草橋駅解散 

 

1976 バインタ-ブラック 登山隊 - 最新YouTube 

東京朝霧山岳会・紹介ビデオ - asagirisangakukai ページ!

ㅤㅤ当ブログ(登山隊報告慨説)見る 

  朝霧山岳会50周年記念誌 P261~275 報告詳細あり 

 

奥多摩 高水三山

  前日に打ち合わせし、駅で待ち合わせ。始発に乗って軍畑駅に着くとすでに伊藤先輩がお待ちいただいていました(はやっ!!)。今回は高水三山を反時計回りで7時にスタート何度か歩いているつもりでも覚えていない。(初めていたのは何年前でしょう?雨の日に傘をさして歩いたなあ...。)今日は天候も良く、少しは涼しいかと思ってもやっぱり暑い。思わずそよ風や日陰を求めて休憩。到着後の冷えたビールで乾杯を楽しみに...のんびりと13時半までおおよそ6時間半の山行を楽しみました。もう少し涼しくなるとよいですね。( 黒澤、伊藤 )

※「高水三山」よく聞きますが、初めてです。 各山ごとに「大休」しつつ「お悩み・国際情勢等、」世間話に花が咲いた。

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( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会