東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

中央線沿線 高畑山(982m)~倉岳山(990m)

      朝方は薄曇りかなーと思った天候は鳥沢駅に着くと、絵に描いたような晴天で、朝霧貴公子の黒澤君、朝霧小町の仲子ちゃんといざ出発です。この山は、以前春山合宿の前週、当時バリバリの山やの女子は小野多美子氏、毛利辰子氏、中村美枝子氏、男子は植田宗男氏、鹿目紹夫氏、そして伊藤源と男女混合6人の朝霧としては企画山行以外では例外的メンバー構成で登った山です。当時ヤシオツツジの咲く稜線を、鶯も啼くのを遠慮したくなるような小学生の遠足並みの賑わいで歩いた記憶があります。登山ルートは大月市が力を入れて整備されているようで、案内標識も分かり易く同年代と思われる、女性2人組付けず離れずのペースで高畑山を目指しました。高畑山は富士山の展望が良く大月市の秀麗富嶽十二景だそうです。黒澤君、昔の話を聞いてくれてありがとう。どうしても私より先に逝った岳友の事が思い出されます。倉岳山の頂上直下の急登を終え、さて昼食です、山頂は広く皆さん思い思いに景色を愛で、昼食を楽しんでいました。展望は、中央線を挟んだ向かいの、扇山、百蔵山、遠く三頭山、振り向けば道志の山々、その向こうに雪の富士山、この山域は木々の葉が落ちてくる晩秋から木々が芽吹く初夏が人気のようです。野峠に向かいましたがルートがはっきりせず、黒澤君のヤマップに導かれ峠に着き、梁川駅へと下りました。途中数年来の台風の爪痕でしょうか、倒木、鉄砲水の痕跡が多く迂回しなければならない箇所もありコースタイムよりは時間が掛かりましたが、谷も深く、渓流のせせらぎも心地よく、かたくりの花を愛で、苔むした山道を山の懐メロソングを恥も外聞もなく口ずさみ、林道では、島倉千代子のりんどう峠をひんしゅく覚悟で呟き、登山口の登山者カウンターを一人1回だけ押して、二分咲きの桜の下桂川を渡り梁川駅に着きました。中央線沿線は人気のハイキングコースが多いのですが、コースが紛らわしかったり、自然災害、森林伐採等で思わぬ時間が掛かる事もあるので、時間には余裕を持って計画を立てましょう。黒澤君、仲子ちゃん、前期高齢者を労わってくれてありがとう。今回は門限前に帰宅出来、お叱りは無しでした。( 伊藤源 記、伊藤仲子、黒澤 )

鳥沢駅8:10~登山道分岐9:30~高畑山11:30~穴地峠12:10~倉岳山12:20・・・13:15~立野峠13:40~梁川駅15:30

 

 

丹沢 表尾根 塔ノ岳(1491m)

朝の割り当て家事を終え、いつもの駅から現役時代の職場の地下鉄のをスルーして秦野駅に到着しましたが、平日にも関わらずヤビツ峠行のバスは臨時便が出る程の盛況で終点に着きましたが、大多数のハイカーは大山に向い、表尾根を目指したのは数パーティーでした。やっぱり杉山さんは晴れ女だねと納得して舗装道路を下り、尾根に取り付きました。二ノ塔、三ノ塔と歩むに連れて、登山道の脇に残雪が出て来て、滑りそうだ、下りが心配だと云いながら三ノ塔からの富士山を眺め、あれが伊豆大島こっちが江の島と眺望を楽しんでまだ浅い春の尾根を行きましたが、天候は下り始めいつの間にかに富士山は雲に隠れてしまいました。烏尾山で昼食を摂りこのコースは長丁場だと昼食は早めに切り上げた所までは良かったのですが、30分程した頃からお腹の具合が思わしくなく小屋迄持ちそうになかったので、藪に入りましたが、やはり昔ピッケル刺したお尻の傷が体調に影響したようでした。鎖場は渋滞もなく通過して塔ノ岳山頂は春休みとあって、高校の山岳部の集中登山でしょうか、神妙に監督の訓示を聞いていました。100円を払ってトイレに入りましたが、使用した紙は持ち帰る事との張り紙を見て、いかん、山や失格だ、処理紙を回収しようと思い下山コースを検討し、50年前の記憶から、大倉尾根も戸川林道に降りるコースもそんなに大差は無いだろうとの思い込みから表尾根をゴミを拾いながら下りましたが、その昔歩いた政次郎登山道は今は整備されていないとの案内もあり、三ノ塔尾根を下ることにしたが、森林伐採作業箇所もあり、迂回を余儀なくされ思ったより時間が掛かり最後はヘッドランプのお世話になりました。全て私の浅墓な所業の所為です。それでも杉山さんも梶君もわーいヘッドランプだと明るく随いて来てくれ、大倉バス停の最終バスに間に合うことが出来ました。山は汚してはいけません、何の為の計画書なんですか、と自己嫌悪に陥ってしまいました。杉山さん、梶君、心配してくれた皆さんありがとうございました。( 伊藤 源 記、杉山、梶  )                               

表尾根を訪れるのは10何年ぶり、山を始めた頃1人で登り、鍋割山までいき、鍋うどんを食べた記憶がある。朝9時30分ヤビツ峠を三人で出発。バスは相変わらず混んでいた。アップダウンを繰り返し三ノ塔へ、途中、足が攣り薬を飲んだ。12時頃お昼を食べた。塔ノ岳には5時間以上かかってしまった。予定では大倉尾根を降りるつもりだったが、途中の忘れ物を取りにもと来た尾根を下山することに。これがまずかった。アップダウンに体力を奪われて、杉山さんのストックも一本が谷底に、辺りは暗くなりヘッドランプでなんとか大倉まで降り、20時15分の最終バスに、、素直に大倉尾根を下山するべきだった。まぁ山は色々あります、これに懲りずに又山に行きましょう。( 梶 記 )

ヤビツ峠9:20~三ノ塔10:40~烏尾山11:50・・・12:40~塔ノ岳14:30~三ノ塔17:10~大倉バス停19:50

 

 

奥多摩 鳩ノ巣~御岳山~日の出山~武蔵五日市

   最近、足慣らしに行く山を決めるのに、関東近辺の山はほとんど登っているのでなかなか決まらない。武蔵五日市から沢登りでは数回来ているが登山は無いので奥多摩の地図を見ていたら金毘羅尾根が目に入った。長い尾根なので鳩ノ巣駅から急登の尾根から武蔵五日市に繋ぐことにした。
  鳩ノ巣駅から多摩川を渡り車道を進むとすぐ先の右に標識は無いがスーパーの無料袋が沢山木に巻いてある。ヤマップを見ると登山口だ。「おかしい地図では大樽峠へは越沢バットレス沿いに登るのに?」ヤマップではここを指しているのでを信じて急登の道を行く。ペナントは全てスーパーの無料袋である。鉄塔の下で休憩して道を登ると城山の山頂に着く。持っている地図では山頂から約1cm離れている。新道なんだ!(持っている地図は2014年版)先に進むと古い小楢峠の標識で,ヤマップでは点線で越沢に降りている。大樽峠からは左へ左へと緩やかな登り道になる。やがて御岳山の住宅地に入り階段を上ると御岳山に着く。相変わらず人は多い。お参りして日の出山へ。40分で日の出山へ。頂上はぎっしりの人だらけ。ここは保津さんの送別会(1973年3月16名)、旧友の集い(2013年5月21名)と三回目である。昼食後下りに入る。長い階段と緩やかな金比羅尾根を降る。長い3時間でやがて宅地から市街に入り武蔵五日市駅に着いた。8時間1分のマップタイムより14分早い7時間47分。計画書よりは25分早く着きちょっと自信がついた。( 山口 )

印西牧の原(05:02)⇒鳩ノ巣駅(07:15-07:30)⇒城山⇒大樽峠(10:09-10:18)⇒御岳山(11:55-12:05)⇒日の出山(12:45-13:00)⇒金毘羅尾根⇒武蔵五日市駅(16:05-16:25)⇒立川⇒浅草橋⇒印西牧の原駅(18:50)⇒自宅(19:00)

 

相模湖 石老山~相模湖駅

   今日は雨を覚悟…ショートコースを探して雨の準備も…レインジャケットを着用、相棒の長傘も持参… ちょっと苦手な中央線…相模湖駅でバスに乗車したのは3名…登山口で降りたのは2人…一緒にバスを降りた方も初めてのこと…駅にあった地図を頼りに歩いてみました。やっぱり石の山!!たくさんの大岩や岩窟がありました。石老山山頂からどうするか?とりあえず高塚山を往復...焼山方面へもくだれるようでしたが、予定通り周回ルートへ!明神山展望台からが難所続きで…小雨かと思ったら粉雪が舞いました…展望台の分岐でチャレンジルートってなんだろうと大岩を越えると一般ルートに出てしまったので引き返してリトライ!ルート不明で何度もリルート…下山後車道を歩いて嵐山を目指すとたまに標識があるのにルート不明(私が悪いのですが、笑笑)いばらの道を進んでウエアは穴だらけ(いつものことか…)。ダムを見学して交流会館でランチタイム。傘のお世話にはならずに相模湖駅に着くことができました。(黒澤)石老山map
07:10石老山入口バス停~07:24石老山登山口~07:44顕鏡寺~07:54桜道展望台~08:09~融合平見晴展望台~08:33石老山~08:48高塚山~09:07石老山~09:28東雲山~09:43大明神(大明神山)~09:49大明神展望台~10:36大明神展望台登山道入口~11:48嵐山~12:04産霊宮水上神社参道入口~13:15相模湖駅

 

栃木県茂木町 鶏足山(430m)・焼森山(421m)

昨年、雨で流れた「ミツマタ群生」鑑賞に花見大好きな女性に誘われ出かけた。天気予報では昼から雨の予報なので早出をして出かけた。焼森山林道登山口に停めようとしたがバリケードでストップされて仕方なく100円払ってシャトルバスに乗り北面の駐車場着く。受付で聞くと満開迄あと三日とか。出て数分で三俣の小道に着くが多くの人が固定カメラでスマフォでと撮ってミツマタ群生に見とれている。寒くて手袋を使う。右手方向から沢を挟んだ左斜面へ白や真っ黄色なミツマタの群生が群がってる。一周するようにゆっくりと鑑賞してから鶏足山に向かう。1時間で山頂に到着。多賀山地、大子の袋田の男体山方向が見える。風もなく晴れの陽ざしである。1時間要して下に降り車で「道の駅もてぎ」で温かい味噌煮込みうどんを食べ帰宅の途についた。たまには花見山行もよいものだ。( 山口、他3名 )   鶏足山map 

千葉ニュータウン中央(05:10)車両⇒常磐道柏インター⇒友部IC⇒道の駅笠間⇒シャトルバス駐車場(07:15-07:30)⇒ミツマタの小道(07:40)⇒鶏足山(11:00)⇒焼森山(06:43)⇒ミツマタの小道(1:3512:00)⇒駐車場(11:35-12:00)⇒道の駅もてぎ(11:50)⇒友部IC(17:30)⇒常磐道⇒自宅(16:30)

 

茨城県多賀山地 竪破山(658m)・土岳(599m)

   二カ月のブランクなので足慣らしに出かけた。当日パーキングで起きると雨だった。登山口に着いても雨は止まずで、予定では土岳を登山後2時間林道歩きして竪破山( たつわれさん )を登りまた戻る予定だったが軟弱にもパチンコ登山に変えた。日立北ICから降り、暫く下道を走り集落から看板に沿って進むと車一台漸く通れる道を進むと登山口に着いた。雨具を着て歩き出す。直ぐ二俣になり右の道を行く。大きな烏帽子岩、畳石、甲石、舟石を過ぎ広場になって黒前神社過ぎ頂上に着いた。周り一面ガスで展望台に上っても視界ゼロ。下って胎内石を見てまた頂上に戻り別道を降る。名勝の「太刀割れ石」に着く。八幡太郎義家が「黒板命」と出会いその刀を振り下ろすと割れたといわれる直径7m×高さ2.5mの石である。また下るが天気は良くならない。登山口に2時間で降りた。登山口からまた車で小瀧沢キャンプ場に着き、登山口から一息で土岳に登る。頂上は12℃で春の陽気である。登ってきた竪破山、筑波山が見える。刈り取られた山頂で皆くつろいでいる。ここも2時間で降りた。途中常陸の蕎麦を食べて帰宅した。( 山口 )竪破山map    2ページ目

常磐道日立中央PA前泊(04:30)車両⇒竪破山登山口(05:55)⇒竪破山(06:43)⇒登山口(07:55)⇒小瀧沢キャンプ場登山口⇒土岳(11:50)⇒登山口(12:50-13:10)⇒常磐道日立中央IC(17:30)⇒常磐道⇒自宅

 

中央線沿線 初狩~鳥沢 

  今日は中央線初狩駅からスタート…富士急壬生駅に着くとベテランの登山者Grの方々が九鬼山に行くそうで、天狗岩からの眺めが良いと教えていただき、天狗岩へGo。この後は歩けるところまで歩いて…途中で何度か昼寝もしましたが…辛くて倉岳山を眼の前にして鳥沢駅に下山しました。ここのところ林道歩きが続いていて、たまには森林限界を越えて這松の稜線が歩きたいとずっと思いながら歩いていました。穴路峠から鳥沢駅へは沢沿いを歩きましたので、沢のせせらぎに心癒されました。鳥沢大橋で夕暮れの中央線をしばらく待って良い写真を撮影することができました。鳥沢駅前の浜田屋食堂さんで天ぷら定食とビールで一人反省会…芸能人の方々のサインや写真も沢山飾ってありました。帰路電車が少なくてのんびりさせていただきました。ありがとうございました。🙇
反省点、倉岳山に行けなかったのは九鬼山から縦走しているとすぐに次の山がやってくるので思わず先に進んでしまった。もう少し抑えた方がもう少し歩けたかな...ツエルトもダウンもいらなかった。(黒澤) 
(07:01初狩駅~07:27登山道入口~08:09高川山~09:12禾生駅~10:15天狗岩~富士見平~10:28九鬼山(天狗岩)~10:42久美山~10:51大ビラ山~11:08遅沢山~11:45高指山~11:51桐木差山~12:07鈴ヶ音峠~12:19突坂峠~12:37突坂山~13:00大桑山~13:48高畑山~14:43天神山~14:49穴路峠~17:12鳥澤駅 21.5km)

 

( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会