東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

御坂 三つ峠~河口湖

三つ峠は何回か計画して、その度に実現に至らなかった山です。今回は幸運な事に山口会長自らリーダーでの山行となりました。大月駅で合流し、三つ峠駅で下車しましたが、桜の時季の土曜日とあってか、電車は大変な賑わいで、英語から中国語、タイ語、他解読不能の言語で満ち溢れていました。駅前で登山指導をしている警察官に登山届を提出して、背後に聳える三つ峠に向かい線路を潜りました。グリーンセンター、憩いの森と進み、満開の桜の下、良く整備されている公園でオートキャンプを楽しんでいる家族連れを脇目に、登山道に入り達磨石にお賽銭無しで本日の安全登山を祈願して、やや急な登山道に歩を進めました。登山ペースは思ったよりやや速めで、このペースだと昼食は三つ峠開運山かなと思いながら、又のぞき、馬返し、八十八大師と左手に富士を眺め登り、尾根道から屏風岩の巻き道を通りました。巻き道は崩壊が進み、又桟道や手すりも危うい箇所もあり細心の注意が必要です。屏風岩には数組のクライマーが取り付いて、ぴかぴかの登攀用具や、鮮明な輝きを放つザイルに、その昔一ノ倉沢衝立岩下部での1ピッチ目を開始する前の、あの空腹時にも似たたぎるような緊張感が思い出されました。渥美君、川内君もう一度ザイルを結ぼうよ。急登を登り三つ峠山荘、四季楽園の前を通過し、電波塔を目指して最後の整備された階段を上りランチタイムとなりました、開運山(1,785.2m)です。景色は 絶景で富士山はもちろん、御坂山地、南アルプス北アルプス(イメージ)、八ヶ岳、奥秩父丹沢山塊の山並みまで一望でき人気の程が伺えました。ランチタイムの後は府戸尾尾根を霜山、天上山へと河口湖を右手に見て下りましたが、穏やかですが、とにかく長い、歌のレパートリーも尽き北原謙二さんの”ふるさとのはなしをしよう”を口ずさんだら、やっぱり同年代山口会長が覚えていてくれました。カチカチ山ロープウエイ富士見台駅は夕方にも関わらず大勢の外国人観光客で押すな押すなの大盛況で、展望台で合間を見つけ記念写真を撮り河口湖駅に下り、予定コースタイムより1時間早く着いたので、駅前の名物ほうとう不動で熱々の鉄鍋のほうとうを山口会長からご馳走になり、大月行の富士急の乗客となりました。山口会長は来週から九州地方踏破と云う事なので、とにかく事故、怪我無く、健康第一での帰還を願っての帰宅となりました。今回は準企画山行的な山行でしたが、朝霧は山に行く会なので、会員同士、出来れば旧友、入会希望者も誘って山に行けたらいいなと思っています。三つ峠山は登山道も多く山頂には立派な山荘もあり、比較的登り易いとは思いますが、急登、ガレ場、長い尾根道と決して侮れない山です。特に雨天時は周到な準備が必要です。やっぱり単独行も気ままで良いが、仲間がいた方が張り合いがあります。(

記:伊藤 源、山口、伊藤 仲子、梶  )

三つ峠駅8:35~又のぞき10:40~三つ峠山(開運山)12:45・・・13:20 府戸尾尾根鉄塔14:45~河口湖駅16:30



 

 

( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会