東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

上越 白毛門山~朝日岳

03/31(日)  晴れ後~降雨~稜線強風
当初計画では単独で白毛門山~巻機山までの縦走計画であったが、地元の山仲間が1名参加することになった。4時過ぎに出発。土合橋を渡り白毛門山の急な尾根に取り付く。このルートは馬蹄形以来である。2時間もすると晴れた天気が谷川岳に雨雲が被りやがて小雨になってきた。雨具を着けアイゼンも装着、登りだすが雪が柔らかく、また  「年のせいか?」中々スピードが上がらない。直下の雪壁を登り5時間過ぎた頃 ようやく白毛門山(9:30)に着いた。雨は止みなだらかな尾根を下ると標高差150m以上の雪壁が待ち換えている。雪が解け柔らかい、足元がエネルギーを奪う。笠ヶ岳の山頂(11:40)だけは雪が無い。谷川岳の左から幽ノ沢までの尾根、ルンゼと過去100本以上登った岩肌だ。戻りたい!笠から先の尾根は強風との闘い。晴れているのだが風が強い。数か所のアップダウンの尾根を進み朝日岳に着いたのは10時間過ぎていた。少し下ると一人がテント設営していた。もろ風が当たるのに。強風のなかトレースを進むと漸くジャンクションピーク(15:30)に着いた。標識の右裏に幕営の跡が有り拡張しブロックを積み今宵の宿を作った。先行パーティは先の鞍部に設営してあった。
04/01(月)濃霧後~晴れ時々曇り~終始強風

   朝起きたら濃霧だった。気温は高く水筒の水も殆ど凍結しなかった。身支度して撤収して清水峠に向かうがすぐに踏み抜きになる。結局20分下って引き返すことにした。強風のなか朝日岳笠ヶ岳と進むが狭い尾根では右側からの強風で体が振られるので耐風姿勢で構えながら進んだ。笠ヶ岳の避難小屋で大休止して大斜面を降り白毛門山の下りでは足跡で崩壊気味の斜面を一部後ろ向きで降りた。4時間近く掛かり下に降りたが、三大急登の西黒尾根より絶対こっちの方がグレード上だと思う。仲間と握手し、慰霊碑の前では谷川岳で逝った4人の諸先輩、ザイルパートナーだった「姉さん」に見守られて無事故で降りてこられたことに感謝して首を下げた。( 山口、 他1名 )

03/30/(土)千葉NT中央(12:30)車両⇒外環道⇒関越道⇒水上IC⇒谷川岳インフォメーションセンター(17:30~18:30)車中泊  03/31(日)谷川岳インフォメーションセンター(04:12)⇒土合橋⇒白毛門(09:30-09:42)⇒笠ヶ岳(11:38-11:49)~朝日岳(14:30)⇒JCTピーク(15:30)幕営地⇒設営終了(16:30)⇒消灯(19:38) 04/01(月)起床(03:30)⇒幕営地(05:35)⇒清水峠に向かう⇒幕営地に戻る(06:37-06:46)⇒笠ヶ岳避難小屋(09:02-09:45)⇒白毛門(11:00)⇒土合橋⇒インフォメーションセンター(15:30-15:55)車両⇒水上IC⇒三郷JCT⇒柏IC⇒千葉NT中央解散⇒自宅(19:00)

 

( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会