東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

新年のご挨拶 C

明けまして、おめでとうございます。
先程、鎌倉アルプスからの初日の出に、昨年の無事故と本年山行の加護を祈念致しました。昨年のコロナでは、煽動的自粛策は繰返しが効かないこと、鼠算的感染には早期抑込みが重要等を学びました。今年は、ワクチン接種の一年となることでしょう。このサバイバル状態が、一刻も早く終わることを祈るばかりです。
2021年元旦   (東京朝霧山岳会々長    植田  )

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八ヶ岳 東面 地獄谷本谷 (完敗)

  新宿に6時に集合し清里に10時33分着。美しの森までタクシーで移動。いくつかの堰堤を越えて出合小屋へ。4~5人の若者が休憩中。中で焚火ができるようで煙突から煙。さらに進んで行くが黒澤の荷物が重く、時がたつのが早い。夕刻前に幕営。肉とたっぷりのきのこと野菜でキムチ鍋を食して就寝。翌日4時半に起床。雪がちらついている。先に進むか、ルート変更するか。7:15伊藤は先に進みたそうであったが、荷物が多い黒澤に配慮していただき迷った挙句転進。うっすらとある昨日のトレースを踏んだ。途中分岐で別ルートを見ながら11時に清里駅に到着。ファミマでビールを購入。電車を待った。電車から見上げる八ヶ岳の山頂付近は厚い雲で覆われていた。今日は転進で良かったと何度も心でつぶやいた。伊藤先輩には大変申し訳なかった。荷物はとにかく余計な物は持ってこないように注意されていたがやっぱり重かった。黒澤 記)

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 年末年始は荒天降雪が予想される中、山梨清里側(東面)は多少は「期待?」出来るだろうと浅はかな思いの中、昼前に清里駅よりタクシ-(プラス一人同乗)で「美しの森へ」冬らしい天候の中、林道を奥へ進む。 1時間程でその先延々堰堤が続く、左~右岸の巻きが悩ましい。10程の堰堤を越え、雪に埋まった沢筋をいく。途中で権現東稜(敗退)パ-ティ-に合う。3時間で懐かしい出合小屋に着いた。そこにはツルネ東稜パ-ティ(3名)がいた。 赤岳沢出合で天狗尾根方面のトレ-スがある。本谷をさらに進みツルネ東稜取付きからはトレ―スはなく本谷を進むが、歩は進まないし先の稜線は雲の中これだと、明日中にキレットまで行けるのか、行ったとしても稜線は猛吹雪で、下降路(ツルネ東稜)がわかるのか※、2人の力量、終始ラッセル、明日の荒天等を思い歩をすすめたが、「無理」と判断し相棒君には悪いが、ツルネ東稜取付まで戻り、雪面をならし幕営する。夜中降雪が強くなり、稜線方向は「ゴーゴ-」風が強そうだ。翌朝 多少は降雪はみられたが、いまさら下降路であるツルネ東稜を登るのも何だし、下山を決め込む。 時間もあるので清里駅まで歩いた。 (伊藤 記 )  ※過去にツルネ東稜がわからず、赤岳へ進み地獄を見た。

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 清里駅より八ヶ岳

 

日光、奥白根山(2578m)

12/28 晴れ後吹雪
年末山行は平均年齢68歳のメンバーで関東以北最高峰の日光白根山に行くことになった。湯元スキー場から一本のリフトに乗りちょっと時間短縮する。。終点から白根沢右岸の長い急登になる。積雪は20cm位か。トレースもしっかりある。3ピッチで外山尾根上に上がると傾斜が落ちるが、グッとスピードが落ちる。相変わらず息切れが酷く全く御年70歳のトップに付いて行けない。天気は悪くなり吹雪模様になり積雪も多くなるがトレースで助かる。。前白根山では一段と吹雪が強くなる。白錫尾根を少し進み分岐から右に降り避難小屋に到着。全員一致で避難小屋泊にする。小屋の入口は雪で埋まり、中二階から入る。中にテントを張り、ふんだんの野菜と肉の「キムチ鍋」とアルコールで盛り上がった。

千葉NT(05:10)⇒常磐道東北道⇒日光湯元スキー場(08:17-08:45)~リフト降り(08:50-09:10)~外山(11:55-12:10)~前白根山(14:25)~避難小屋(14:55)~消灯

12/29 晴れ
05:30起床。夜中の悪天は嘘のように快晴となる。登山道は平坦な地形を進み右手の樹林帯に進む。北西風の風下になるので吹き溜まりとなりトレースは殆ど消えている。今日も他の2人が頑張ってラッセルしてくれている。膝下位の積雪である。樹林帯はすぐに終わり上部まで大きな雪面が雪崩を起こしそうな角度で迫る。斜面を直上から左上気味に登るが、新雪雪崩が怖い所である。傾斜が落ちると小火口の跡があちこちに散在していて岩だらけで雪は飛ばされている。2時間半で頂上到着。日光連山、燧ケ岳などの大展望が楽しめた。下山では樹林帯上部で尻セードも久しぶりにした。避難小屋で荷物を回収し、前白根山から外山、膝を痛めそうな急な長い下りを降り喧噪のスキー場に予定通り下山できた。( 山口 他2名 )

起床(05:30)~避難小屋(07:23)~白根山(10:05)~避難小屋(10:51-11:20)~前白根山(12:24-12:36)~日光湯元(15:15-15:30)⇒千葉NT(17:30)

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飯能アルプス 伊豆が岳~天覚山 

冬合宿のトレーニングでどこへ行くか迷っていたところ、株主優待券がお手頃(350円×2)だったことから飯能方面にいくことにした。正丸駅から武甲山に行くか飯能駅へ向かうか迷ったが、飯能駅方面に行くことにした。久しぶりの伊豆が岳へ向かうと、男坂は進入禁止となっている。ソロの方に尋ねると「行けますよ」とのこと。それでは行ってみよう!!と進むと、久しぶりに緊張するほどの斜面。進路を間違えると手がかり足がかりが無い。一歩下がって登り返した。次に子の権現を目指して「皆様の今年のご無事のお礼と来年も足腰鍛えてコロナに負けないよう」にお参りして、次を目指した。大高山、天覚山まで行って東吾野駅へ下山した。ミザールさんへ伺いバイル等お借りして帰宅した。(黒澤)

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三浦アルプス 二子山

週末の寒波で、山は大雪。今日は、干支節目の冬至とにもかくにも、そそくさと山に行ってきました。長徳寺口の地蔵群にお参りをして、落葉下の椎の実で滑る爪先上り塹壕道を登る。暫くすると傾斜も落ちて、緩かな阿部倉山の頂上に達した。ナンジャイ。頂上には真新しい地点No.看板。頂上から鬱蒼とした樹林尾根の北側を巻いて、二子山西峰とのコルに降りる。・・ムムッ。葉の落ちた樹林のコルに、南面の川に向かう枯葉の踏み跡らしきもの。未だ目的の二子山も登っていない。後髪を引かれる思いで二子山に向かう。やっと辿り着いた二子山西峰にも、半壊の頂上名板に真新しい地点No.看板。二子山東峰頂上は刈払いされていて、前回途中で藪漕ぎとなった南面森戸川への踏み跡口を、再度確認。・・・間違いない。他に踏み跡らしきものはないし。森戸北沢を下り、森戸川二俣から味わい深い森戸川林道を二子山への踏み跡を探し下る。二子山への踏み跡は見つからなかったが、林道ゲートを過ぎで小橋を見付ける。位置的には阿部倉山方面なので、偵察することにする。道は高圧電線の畑を過ぎて踏み跡道となる。草に覆われているが踏み跡は固く感じる。暫くすると小沢状となった。・・・ヤバイか。いつ中断にしようか迷い乍がら、もう少しもう少しと沢内を辿る。ヤバイの限界。小沢を抜け出て踏み跡を探す。地形・地形と、全体地形を見渡し沢状地形伝いにコルを目指すことにする。暫くすると、何とか踏み跡らしきものを見付けた。抜け出た所は、往きに目を付けたコルだった。ヤったね。・・・今回の収穫はコルへの踏み跡だったが、未だ見付けていない二子山西峰への踏み跡も見付けたいものだ。(なんちゃってネ) マジ。 ( 朝霧 植田 )

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栃木県佐野・ 鹿沼市 尾出山(933m)・高原山(754m)

    鹿沼市の川久保から寺沢林道に入る。直ぐに 1km弱で林道が崩落しているので安全な場所まで少し戻って駐車。そこから出発して崩れた林道を歩き高原山登山道との分岐(写真分岐)へ。崩壊して寸断された林道を30分歩いて尾出山登山口(写真登山口)へ。更に伐採された林道を歩き40分で獄ノ越へ。そこから25分急で細い尾根道を上って尾出山頂上(写真尾根山)着。頂上から15分で獄ノ越、更に50分で大久保の頭を経て高原山頂(写真高原山)。下りは50分程で分岐着。途中落ち葉が多く沢の横をトラバースする時と急な下山道では足下が見えず滑りやすく神経を使う。これだけマイナーな山だと他の登山者には会わない。気温も低くなり山蛭も出ない。( 井上×2)

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栃木 唐沢山

最寄りの駅で下車し登山口である神社へ向かう。 勿論ハイカ-さんは皆無、今日はなぜか「足が重い」のでタラタラ歩く。 唐沢山でこの先同じ道を歩くのもなんなので、知らない脇道をぐんぐん降りると、釣り人がいる池にでる。 その脇上に「農工大」の関連?施設(はんば)がある。以前道間違えたところの施設のようだ。 大休して、今日は「所さんのダ-ツの旅で有名?になった。」田沼駅にむかう。(伊藤) 

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( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会