東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

八ヶ岳 東面 地獄谷本谷 (完敗)

  新宿に6時に集合し清里に10時33分着。美しの森までタクシーで移動。いくつかの堰堤を越えて出合小屋へ。4~5人の若者が休憩中。中で焚火ができるようで煙突から煙。さらに進んで行くが黒澤の荷物が重く、時がたつのが早い。夕刻前に幕営。肉とたっぷりのきのこと野菜でキムチ鍋を食して就寝。翌日4時半に起床。雪がちらついている。先に進むか、ルート変更するか。7:15伊藤は先に進みたそうであったが、荷物が多い黒澤に配慮していただき迷った挙句転進。うっすらとある昨日のトレースを踏んだ。途中分岐で別ルートを見ながら11時に清里駅に到着。ファミマでビールを購入。電車を待った。電車から見上げる八ヶ岳の山頂付近は厚い雲で覆われていた。今日は転進で良かったと何度も心でつぶやいた。伊藤先輩には大変申し訳なかった。荷物はとにかく余計な物は持ってこないように注意されていたがやっぱり重かった。黒澤 記)

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 年末年始は荒天降雪が予想される中、山梨清里側(東面)は多少は「期待?」出来るだろうと浅はかな思いの中、昼前に清里駅よりタクシ-(プラス一人同乗)で「美しの森へ」冬らしい天候の中、林道を奥へ進む。 1時間程でその先延々堰堤が続く、左~右岸の巻きが悩ましい。10程の堰堤を越え、雪に埋まった沢筋をいく。途中で権現東稜(敗退)パ-ティ-に合う。3時間で懐かしい出合小屋に着いた。そこにはツルネ東稜パ-ティ(3名)がいた。 赤岳沢出合で天狗尾根方面のトレ-スがある。本谷をさらに進みツルネ東稜取付きからはトレ―スはなく本谷を進むが、歩は進まないし先の稜線は雲の中これだと、明日中にキレットまで行けるのか、行ったとしても稜線は猛吹雪で、下降路(ツルネ東稜)がわかるのか※、2人の力量、終始ラッセル、明日の荒天等を思い歩をすすめたが、「無理」と判断し相棒君には悪いが、ツルネ東稜取付まで戻り、雪面をならし幕営する。夜中降雪が強くなり、稜線方向は「ゴーゴ-」風が強そうだ。翌朝 多少は降雪はみられたが、いまさら下降路であるツルネ東稜を登るのも何だし、下山を決め込む。 時間もあるので清里駅まで歩いた。 (伊藤 記 )  ※過去にツルネ東稜がわからず、赤岳へ進み地獄を見た。

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 清里駅より八ヶ岳

 

( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会