東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

富士山

   恒例のトレーニング山行として富士山を(16時間15分で)往復した。これまでと同様に馬返しから吉田口山頂までの2,260mの登りと下りで体力を確認した。時間は、標準をかなりオーバーした(年相応か)が、ともかく山頂を往復することができた。前夜21時に自宅から車で出発する。中央自動車道(富士吉田線)の谷村パーキングエリアで1時間ほど仮眠して馬返しに向かう。途中のコンビニで食料と水を調達する。富士浅間神社から中ノ茶屋に向かう直線道路で、車の前に鹿が突然に現れ脅かされてしまった。一瞬、鹿だと判らず”あせって“しまった。馬返しの駐車場には、平日とあって数台の車で十分な余裕があった。睡眠が不十分だったので3:45の登山開始とした。天気予報は概ね晴れ、雷雨の予報はなかった。馬返しから五合目(佐藤小屋)までの吉田口登山道(馬返しコース)を登る。暗い中でヘッドライトを点けての登りとなる。4時半ごろには次第に周囲が明るくなり小鳥のさえずりが始まる。日の出は5時ちょうどだった。佐藤小屋に6:40着。小屋の上にある経ケ岳で休憩し朝食を取る。六合目の富士山安全指導センターで「富士登山保全協力金」1,000円を支払う。ここからは、引き続き吉田ルートを登っていく。富士スバルライン五合目から登ってくる登山者は、疎らでかつての混雑さはない。登山者は、相変わらず国際色豊かで半分は外国人であろうか。登山道沿いにあるいくつもの山小屋は、2年ぶりの営業とあって活気づいていた。七合目からは雲がかかり直射日光がさえぎられるので登り易い条件となった。しかし、さすがにここまで登ると半袖1枚では寒く、長袖シャツを羽織った。次第に高度が上がるにつれてペースが落ちてくる。3,400m以上になると高山病により極端にペースが落ちた。しかし、他の登山者も同様で次第に追い越したり追い越されたりする仲間の一部となる。14:25吉田口山頂(3,710m)に着いた。時間も遅くなったので、お鉢めぐりは見送り下山に移った。吉田口下山専用道はザレ場(砂や小石の斜面)となっている。これが膝へのショックを和らげ長い下りに耐えられた。下りも標準よりも1時間ほど時間がかかった。佐藤小屋から吉田口登山道(馬返しコース)に入りまもなく19時前に日も落ちて次第に暗くなり、ヘッドランプを点けての下りとなる。20時ちょうどに馬返しに到着。車で仮眠を取り、翌朝に帰埼した。(塚田)

馬返し(1,450m) (3:45)~(6:40)五合目(佐藤小屋)(2,230m)~(7:20)六合目(2,390m)~(8:43)七合目(2,700m)~(12:20)本八合目(3,400m)~(14:25)吉田口頂上(3,710m)~(15:10)本八合目~(16:35)獅子ケ岩~(17:20)五合目(佐藤小屋)~(20:00)馬返し

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  8月(8/18)定例集会 中止 !      

 

【東京朝霧】写真集2020                                                                   

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