東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

伊豆 天城山脈 天城峠~猿山(1000)~十郎左エ門(953,6)~婆娑羅山

 2020年10月に伊豆山稜線歩道を歩いた時、滑沢峠から南に延びる稜線が婆娑羅山まであるのに気づきいつかは行ってみたいと思っていた。
6/5(月):薄曇り、時々晴れ。4回目の天城峠バス停に降りた。ソロの一人は天城山の方に向かった。(この後二日間登山者には会わなかった)20分で天城峠に登り、その後は傾斜もなく2時間延々とトラバースが続く。雨の後なのでいつもは枯れてるルンゼも水が流れ、斜面から水が噴き出してる所もある。滑沢峠先から分岐になり尾根に上がり、なだらかな幅広い所に出て猿山に向かう。全体に下草は無く中木の間隔も広く所々のペナントに導かれて計画より30分遅れで猿山に到着する。ここから200m降り、左下がりの道になった斜面の樹林帯が全て伐採されていて道が塞がれていた。倒された樹木の下をルートに取ったのが間違いで、腐葉土の急斜面通過に時間が取られてしまった。伐採された上の尾根に上がり進むと重機で新しく大規模な林道作りの真っ最中であった。間もなく諸坪峠に着いた。ここから先は尾根の道を延々と歩く。下草が無く木の間隔が広く歩きやすい。夕方になり少しなだらかな所に天幕を張った。計画より2時間10分遅れだった。暖かい夜だった。
6/6(火):曇りのち雨。予定より早く出る。道は細い尾根のヤマップだけが頼りで手放せない。1時間で今日の核心部、十郎左エ門の登りになる。地図だと高さ50m位で見事な円錐マークだ。苔むした草付きで細い木の根を掴みながらひたすら登る。降りることはもう出来ない。頂上に着き急傾斜を降り尾根道をまた歩く。雑木林と植林帯分岐を歩き尾根道を降り大鍋峠に着く。水が少なくなったので林道を逆方向に降り歩くこと10分で水場に着く。勘が当たった!又、尾根に戻り長―い歩きになる。右手に林道があり所々踏み入れる。婆娑羅山までは境界杭やら作業道、けもの道やらで藪漕ぎもなくスムーズに歩けた。下草が無く歩きやすい。婆娑羅山直下は倒木で参ったけどようやく到達できた。見晴らしはなく昨日も同じだが山頂の看板だけ写真を撮った。小一時間でバサラトンネルの国道に降りたがヤマ勘でトンネルをくぐり下田方面に行ったら5分でバス停だった。今日は1時間50分遅れだった。蓮台寺駅で各駅電車に乗ったが自宅まで5時間は長かった。( 山口 )

6/5(火):自宅最寄り駅(05:20)⇒品川⇒三島⇒修善寺駅(08:10-08:15)バス⇒天城峠バス停(09-09:06)⇒滑沢峠分岐(11:23-11:28⇒猿山(13:23-13:34)⇒諸坪峠(15:10)⇒幕営地(16:35)⇒消灯(19:00)
6/6(火)幕営地(04:22)⇒十郎左エ門山(05:20-05:27)⇒長九郎山分岐(06:30-06:38)⇒大鍋峠(08:35-08:55)⇒⇒婆娑羅山(14:04-14:11)⇒婆娑羅トンネルバス停(15:00-15:07)⇒蓮台寺駅(15:30-15:41)⇒熱海⇒新橋⇒印西牧の原駅(20:42)⇒自宅(21:00)

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