7/12:夕方に朝霧山荘のあるJR平井駅から、東京~仙台経由して常磐線の浜吉田駅に19:20に着く。そのまま線路を横切り3.5km先の浜吉田浜に向かう。東日本大震災で津波が到達してる所なのでまばらな住宅の半分も明かりは付いてない。2km手前からは家も無くなり1km手前からは街路灯も無くヘッドランプで進む。高さ10mの防波堤を越え法面を降り暗闇の砂浜を波打ち際に進む。20:00に太平洋海面にタッチして早々に戻る。行方不明者、暗闇、白波の音とやはり不気味である。浜吉田駅(夜、無人)に戻りホーム待合所で21:30に就寝。
7/13:03:15に出発する。30分位歩いた所が津波到達地点である。まばらな住宅から田園地帯を歩き国道6号
を横断して坂を上ると角田、山元トンネルで下ると角田市である。単調な歩きでここ迄生あくびが蓮発。道の駅で30分仮眠する。懐かしい角田市の街並みを過ぎ、長い田園風景を進むが日差しが強く半ズボンになる。150mの峠を過ぎ白石市に入り母校の白石工業高校を過ぎ市内に入った。(ここ迄28.5km)11:15に白石川畔(海抜50m)を出ていよいよ18.5km先の不忘山登山口(850m)に向かう。6kmの鎌先温泉、さらに2km先の弥治郎こけし村を過ぎると梅雨寒の身体が、灼熱に対応出来なくてペースが落ち、最後の3kmは15分毎に腰を下ろした。登山口の宮城蔵王白石スキー場にはバテバテで15:55に着いた。営業しているが売っているのはかき氷だけ。殺菌した水を3ℓもらい、登山休憩所で17時には就寝した。
7/14:前日の雨雲レーダー通り、02:00頃から雨が降り出し、終日雨模様。ピークハンティングだけなら登るが縦走、さらに朝日連峰登山口までが目的なので03:20に下山決定。(山口)
後記:「sea to summit」2016.5の栂海新道~白馬岳。そしてこれからは太平洋から蔵王、朝日連峰横断して日本海へ。四国横断を次の目標にしている。登山はスポーツと考えているので、道楽とは違い社会人として休暇、年齢を考えながらトレーニングしてこなしていきたい。