東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

奥秩父 ・ 瑞牆山(2,230m)~小川山(2,418m)~信州 ・ 飯盛山(1,653m)

6/10   韮崎駅合流(18:15)車両⇒瑞牆山荘駐車場(19:30-20:10) / 6/11晴れ 瑞牆山荘駐車場(03:57)⇒富士見平小屋(05:03)⇒瑞牆山(07:25-07:45)⇒東尾根⇒小川山(10:42-11:05)⇒松ネッコ(12:58-13:11)⇒萱ダワ1,725m(15:25)消灯(18:00)

  出発して1時間で富士見平小屋に着く。登山届を提出して沢で給水。さらに2時間の登りで13年ぶりの瑞牆山山頂に着く。北、中央、南アルプス八ヶ岳、富士山、金峰山、そしてこれから向かう東尾根とその左手に小川山と一望できる。一度登山道を降りて右に進む。大きな岩峰が三か所あるが北側を巻きながら進む。1時間半で金峰山から小川山の登山道に合流し小川山に到着する(感慨無し)。山頂からは展望ゼロ。ここから道なきシャクナゲのやぶ漕ぎである。シャクナゲは硬くて少しの力では動かない。尾根をそれないように進み2時間で松ネッコに着く。二人とも暑さで腕まくりしているので腕が傷だらけである。緩傾斜な下りから長い急傾斜と岩稜をひたすら下り萱ダワに降りる。少し上がった落ち葉で平らな所で設営する。熊の糞が怖い。春ゼミの合唱でうるさかったが日の入りにはピタリと止まった。4時半には夕ご飯にして早めに寝た。
6/12 曇り 萱ダワ(04:18)⇒信州峠1,460m(06:35)⇒横尾山(08:18-08:34)⇒飯盛山(12:55-13:05)清里(15:10-15:44)⇒平井、朝霧山荘(19:45⇒自宅(21:07)
夜明けと同時に出発する。なだらかな山稜を進むが所々のペナント,踏み跡を確認しながら進む。左に右に90度曲がる所もあるので気が抜けない。1個所間違えて70m位トラバースして軌道修正する。伐採後の開けた処から膝までのクマザサ地帯を進むと信州峠に降りる。ここから一般登山道である。カヤトの頭からはレンゲツツジがふんだんに見ることが出来る。熊の糞が怖い。ガスの切れ間から金峰山南アルプスが見える。横尾山からフィナーレの飯盛山に着く。牧歌的でレンゲツツジが紅葉に見え、八ヶ岳が眼前に仰ぐ大展望である。女性、カップルに人気らしい。一時間で下山してアスファルト道を登りまた下り標高200m以上歩いて登り清里駅に到着。二日共11時間半歩いた。帰りは、英樹さんは韮崎駅から自家用車回収の為瑞牆山荘まで戻るがバスが無いので明日朝まで待つことに。私はそのまま帰宅させてもらった。
 後記:二日間で英樹さんと確認しながら歩き、準備もしっかりしてあったのでロスする事もなくコースタイムも合計140歳にしては中の上であった。( 山口、吉田 )

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 以下回想録  / 1982年6月5日~7日【瑞牆山】十一面岩正面壁登攀記録(山口、川内、小島雄)/一日目:翼ルート(6時間45分)大チムニー等内面登攀があり国内ではここでしか味わえない/二日目:春一番~微笑み返しルート(10時間25分)両方合わせて20ピッチのロングコースでテーピングした両手の裏表ボロボロでした/三日目:小川山スラブ状岩壁(4時間)ひたすら手足の極限フリクションライミング 

 

 

( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会