東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

北海道 富良野岳 雨竜沼湿原

7/7(金):昨年に続き通算5回目の北海道。今回は千葉の地元登山サークルの人達との登山とゆうか、付き添い山行である。レンタカーで夕張に行き早速、本州の世話になった人達にメロンを送る。1玉6,000円である。その後原野を走り途中、占冠で温泉に入り今宵の宿「富良野太陽の里、ふれあいの家」に到着した。昨年登った夕張山系のマッターホルンと呼ばれる「芦別岳」登山口でもある。皆で食事をして早々と床に入る。
7/8(土):北海道は3時過ぎには夜が明けてくる。3時半に車で出て富良野市から十勝岳温泉登山口に着く。50台の駐車場はすでに満車。路肩に停め登山開始天気は曇りで登るのには丁度良い。メンバーは女性で経験豊富だが膝が万全ではない。もう一人は男性だが高齢であるため気が抜けない。目の前には荒涼たる十勝連峰の山々が並んでいる。登山口から安政の噴火口を横切り尾根を巻くように登る。斜面には丸いエゾイソツツジが咲いている。右奥方面に富良野岳が見える。2時間半で上富良野岳との分岐に立つ。下から登山者が次から次と登ってくる。富良野岳へ登りは左右ともお花畑状満開。チングルマハクサンイチゲ、エゾコザクラ等が咲き乱れている。分岐から1時間で富良野岳登頂。頂上からはこれから登る上富良野岳そして活火山の十勝岳などが見え人気があるわけだ。十勝岳への稜線が素晴らしい。その向こうには大雪山。そして反対側には芦別岳、夕張岳(二つ既登頂)望める。次から次へと登ってくる。次は三峰山から上富良野岳に向かう。右はなだらかな斜面、左側は切り立った断崖の稜線散歩だ。稜線も最初はお花畑の真ん中を歩く。二時間位で上富良野に着くが眼前の上ホロカメットク山十勝岳の鋭鋒、狼煙のような10本位の噴煙が見事だ。ここから下り途中また300階段降りて、富良野岳からの下山道に合流して登山口に着いた。満杯の駐車場の下は長―い路肩駐車で人気の高さがうかがえる。「青い池」を見て宿に戻った。
7/9(日):今日は女性の希望で雨竜沼湿原。宿から車で高速に乗り滝川市に向かい、雨竜町に入り山間に向かいロックフィルダムを渡り、砂利道を15km走る。これが長い。昨年の知床砂利道パンク事件を思い出す。駐車場は既に満杯(夏の北海道は何処も満杯である)標高500m~850mのブナ林の登山道を登ると突然尾瀬を思わせる北海道随一の大きな湿原が姿を現す。国立公園の雨竜沼湿原である。ミズバショウ、アヤメ、ワタスゲ、まばらなエゾカンゾウの花が姿を見せる。奥には暑寒別岳(登頂済)がそびえ立つ。湿原の木道を進み展望台で休憩し、ここから先は同行者の体調を考慮して引き返すことにした。滝川市のビジネスホテルで休憩し、夕食はジンギスカン発祥の店松尾本店で頂き、美味を堪能した。
7/10(月):同行者の膝の体調を考慮して、小樽、余市観光して新千歳空港に戻り帰宅の途に就いた。(山口他10名)

7/7(金):北総線印西牧の原駅(05:48)⇒成田空港駅(06:20-07:20)⇒新千歳空港(09:10)⇒レンタカー(10:10)⇒夕張(11:00-11:30)⇒富良野市山部(16:10)
7/8(土):富良野市山部(03:30)⇒十勝岳温泉登山口(04:31-04:40)⇒富良野岳(08:34—09:05)⇒上富良野岳(11:48-11:54)⇒十勝岳温泉登山口(14:23-14:35)⇒富良野市山部(18:20)
7/9(日):富良野市山部(05:30)⇒雨竜沼湿原登山口(08:55-09:10)⇒雨竜沼湿原(11:23-12:00)⇒雨竜沼湿原登山口(13:54-14:00)滝川市(17:00)
7/10(月):滝川市(06:00)⇒小樽(07:30-10:00)⇒余市(11:00-12:10)⇒新千歳空港(14:50-19:25)⇒成田空港(21:30-22:04)⇒印西牧の原⇒22:30

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( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会