10年来の懸案だった太郎山に行こうと次の通り計画。
1日目 逆川~山王帽子~小太郎~太郎~志津避難小屋泊 / 2日目 志津避難小屋~男体山~志津避難小屋~下山 しかし、完璧に敗退しました。
1/6 ( 1日目 ) 9:55三本松バス停で降りて逆川を目指すと熊注意の掲示板があり,雪も少なく熊も冬眠してないかなとふとっ思いました。途中に太郎山登山口がありましたが、平らな道を更に進み光徳キャンプ場を過ぎ山王峠へ向かいました。足首程度でしたが今シーズン初雪歩き。山王峠で車道に出て太郎山登山口に11:45に到着。ここから山王帽子山まで標高差350m、様々な獣の足跡だけが....獣も楽をしているのか登山道を歩いていることが多い様子。人は入っていないのかな?いつもよりも荷物が重くなかなか上がれない。参ったなあと思いながらも12:55山頂に到着。今思えば1時間程度で上がれていたものの50m上がるのに1時間位かかったような気がしていました。少し休んで70mを下っていくと先が急斜面でアイゼンを付けないと滑りそう、時間を見ると13:27。いろいろと迷って50m上がるのに1時間とすると小太郎まで350m上がるには7時間、そんなにかかるはずはないと思いまながらも少なくとも5時間位かかると途中で真っ暗になりそうと、迷いに迷って山王帽子山に戻りました。山頂には13:52に着いたので70m20~25分程度で登れていた。すぐに下山すれば明るいうちに下に着くことも出来るが泊まれるところがない...朝日も見たいしビバークの準備。丁度良い岩陰にツエルトを張ってみました。その辺の小枝を折って雪に埋めたりして張ることができました。片側は上手く張れないが自分としてはまあまあ合格点で14時から休憩。暇でラジオを着けたら電池切れか反応しない。帰ってからチェックするとスイッチの入れ方が悪く実際は聞くことができました。夜食はおにぎりやパン、日本酒を熱燗にして柿の種などなど。夜になって外は星空なのに、夜中は風がヒューヒュー、ゴーゴー、雨音も....実際には雨は降っていなっかったと思うのですが...明日、雨の中をずっと歩いて、またビバークはいやだなあ....小太郎に向かうか下山するか?誰も入っていないし熊も怖いし...こんなことを考えていてもなかなか明るくならない...
1/7 (2日目 ) 5時過ぎに朝食の用意。お湯を沸かして、おにぎりをおじや風に....更にカボチャのスープを混ぜてリゾット風にしたら意外とおいしい。とりあえず撤収すると下の方でペアが二組。早いですね!!と言われて恥ずかしながら...多少の挨拶をして8:23に光徳沼バス停に到着。普通であればこれからスタートでもおかしくないのに....が~ん!!と音がして今回の山行が終わりました。折角なので日光観光しようかと思ってもどこへ行って良いかわからず、田代湿原や戦場ヶ原を通過、華厳の滝の車内アナウンスがあって下車、すいとん400円を食し身体が温まって帰路に着きました。長くなりそうなのでここで太郎山敗退記終了です。反省ばかり...( 黒澤 )