キムチ鍋で土合に前泊、締めはおにぎりとチーズを入れておいしくいただきました。12日8時過ぎに谷川ベースプラザに行くとチケット売り場には長蛇の列。ロープウェイ頂上からの登りは5歩歩くとストップ、3歩歩くとストップ。スノーシューの人のうしろを歩くとせっかくのステップが無くなって歩きにくいような新雪を楽しめるような・・・・しかし、トレースはありがたいです。何とか肩の小屋が見える辺りに着いて、先にオキの耳に・・標識は雪に埋まっていました。土樽方面から歩いてきた方に訊いたところ、西黒尾根を登ってきたとの事。私には無理ですが、羨ましいです。トマの耳はきっちり標識がありました。肩の小屋のところで一休み。下りは好きなところを歩いたり尻セードで滑ったりで渋滞もなく楽しい時間を過ごすことが出来ました。天候にも恵まれ遠くは富士山も見えましたし、近隣の山々はばっちり!!多くの皆さんがやってくる理由がわかったような気がしました。下山途中でお会いした高齢者の方が、50年前にスイスの先代ベントが作ったという木製のピッケルを取り出し雪に刺しました。シャフトは美しく剣先は当然金属ですが、錆一つなく本来であれば博物館に飾られていてもよいものだとのことで、写真撮影と持たせていただきました。50年前の品物とは信じられないほど完璧な美しいピッケルでした。ありがとうございました。(黒澤、他1名)
(天神平RW9:20~熊穴沢避難小屋10:35~天狗の溜まり場11:08~オキノ耳12:06~肩の小屋12:45~天神平RW15:45)