1.葉山御用邸のある海辺、真名瀬の熊野神社から登る大峰山。天面が切削られた自然木の土留階段の急登が続く。登山道途中で合流してきた鉄階段で、その意味が解った。津波退避路になっているのである。急登を終えると、そこは雨後で湿っとりした樹林帯であった。
2.長者ヶ崎から伸びる峯山。地形図から興味を持ち、ルートも判らぬままに行ってみる。海辺道134号線からの取付が判らない。途中見つけた熊野神社から、当推量で別荘道を登ってみる。道路は次第に林道となり、航空管制立入禁止のフェンスで阻まれてしまった。脇道を捜してみるが、GPS無しの夜間未知道は危険と判断し、敗退とする。( 朝霧 植田 )