逗子の池子裏山は米軍弾薬庫があり、米軍占有地で一般道もなく全く近寄れない。だがこの背稜には、必ず区界杭道がある筈だが取付きが判らない。奥端の分譲住宅地の中を隈無く捜して、取付らしき踏跡を探す。一般に稜線にさえ達すれば、必ず区界杭があり、後は馴れた踏跡歩きで簡単である。また新興住宅地帯には昔の杣道があり、それが散歩道になっていることが多い。特に米軍等の占有地には、必ず区界柵や区界塀があり、作業道も存在する。案の定、この推量はビッタシ当たった。フェンス伝いの稜線反対側には、十二所の梅林もあった。森マッチャンや辰コ達との梅見を思い出し、供養山行を行ってきた。朝比奈切通一帯は、まだ台風の倒木だらけてあった。また一つ懸案がクリアできた。やったネ。( 朝霧 植田 )