東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

丹沢 世附 不老山 (城ケ尾峠アプローチ偵察)


   加入道山南尾根は、白石峠~畦ヶ丸~権現山~丹沢湖へと続いているが、その尾根西側の城ケ尾峠アプローチ様子偵察に、丹沢湖南側の不老山に行ってきました。
丹沢湖西端には世附川が注ぎ込み、川沿いには林道も通ってますが、林道の入口ゲートは施錠され通行禁止。ゲート脇をすり抜け、川沿い林道道を辿り、対岸の不老山北尾根に取付きたいが、橋はないので何処かで渡渉しなければならない。渡渉先の川辺は疎林状態。取付を絞り切れない。とにかく正面の落葉荒れ樹林帯に取付き、ズリ落ちに注意して、起伏地を求めひたすら登る。4~50m右のリッジに出たいが、落葉トラバースがヤバくて、直登するしかない。傾斜が増して、枯枝辿りで何とか登る。右側リッジに少しずつ寄って、やっとリッジに出る。リッジは、やはり樹林小尾根状だった。得意の樹林小尾根が、尾根状になり快適。北尾根に入った。傾斜が緩み登りきると、林道だった。やっと現在地の確認ができた。林道上の泥斜面に取付き、再び登る。左隣の沢が寄ってきた。急な崩壊ガラ沢である。樹間に南面の権現山がデカイ。そして偵察目的の大又沢が見えた。奥深い沢奥遥かには稜線も見えた。傾斜が緩み、樹間に空が透けて見えた。頂上は樹林で、眺望が悪かった。頂上からは、一般ハイク道を世附峠に下る。浅瀬に下る旧道に、吊橋流失の看板があった。荒れ果てたジグザグ道は、落葉と枯枝で薄踏跡状態で、途中の小沢では失道をして、支尾根下りと登り返しで1時間の大苦戦をする。19:00。何とか明るいうちに取付渡渉点に到着。・・・ガイド資料や記録、そしてGPS等の庇護を受けないシンプル登山。キツイが限られた山々や、低山だけに許される自力実力だけの山登りの充実感は大きい。( 朝霧 植田 )

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( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会