東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

房総半島 南総連山

   三浦半島も登り尽くしてきたので、海を渡った房総半島の山々へ行くことにしました。鋸山と房総アルプスは既に登ってるので、それ以南の主要連山を登ってきました。三浦半島からも目に留まる山容は、特徴的形状の鋸山塊と二コブの富山です。今回始発のフェリーに乗って、朝陽に輝く鋸山と海が、やたら幻想的でした。鋸南町は、昨年の台風後も豪雨に見舞われ、屋根瓦が割れ青シート修復状態をTVで視て気になっていました。富山の西面登山口には、崩落倒木の自粛看板。小沢部の登山道は崩壊が激しく、真新しいフィックスが数ヶ所設置されていました。しかし主稜線は、手入れがされていて崩壊等はありませんでした。天皇夫妻が1999年に登られたそうで、山好きな天皇陛下三浦半島大楠山から望まれて、特徴的な富山にも登られたのだろうなと想像しました。次に、房総のマッターホルンこと、これも特徴的形状の伊予ケ岳に行きました。西側の六地蔵口は、富山同様に崩落倒木の自粛看板。登山道の小沢部は、かなり激しい崩壊状態でした。東側の天神社からの道を合わせた先は、土嚢整備中でした。南峰の特徴的な尖頭部のガリー岩場は、200m程がフィックスのベタ張りでした。部分的に、ハイカーには一寸厳しい3級程度の難場もあります。御殿山も特徴的な二コ形状で、南峰頂上へはかなり急傾斜の登りとなります。愛宕山は、全く自衛隊に占有されていて、房総半島の最高峰としての登山価値を失っていました。帰路のフェリーでも、往路同様に残照の富士が見れ、往路も帰路もデッキでキャビンには入りませんでした。朝陽の房総海沿の山、群座する個性派の山々、残照の富士と、山望フェチには満ち足りた一日でした・・・。( 朝霧 植田 ) 

f:id:asagiri33:20201107080535j:plain     f:id:asagiri33:20201107080633j:plain

 

( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会