東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

三浦半島 大楠山西尾根

    1ヶ月前の前回、西峰から踏跡道を見つけられたので、今回は大楠山西尾根の末端から、リベンジで登ってきました。前回の藪漕ぎでは、里山の笹藪と蔦絡みでズタボロにされましたが、今回は取付きからの踏跡辿りに揚々と出掛けましたが、通行禁止の私道で地主に見つかり、一悶着がありました。里山には、持山だの私有地だのと面倒な点があり、登山者には関わりたくない所です。しかし藪山の踏跡トレースは、冬山でいう「ラッセル泥坊」てすが、藪山ではそれ以上のメリットがあり、どうしても使いたいものです。何とか言い訳け勘弁して貰い、取付の藪から入る。竹藪を巧みに畝り抜け小沢に下り立ち、小沢を若干詰めてから山腹を支尾根に向かいました。藪の酷い稜線は避けた稜線直下側面の落葉踏跡を辿り、上部稜線樹林帯を抜け出て心地好い大楠山西峰へ辿り着きました。これだけ各ルートのある山にも、更に里人の秘めたルートがあるのには驚かされ、また低山里山の面白さ醍醐味を感じました。御約束の主峰の東峰に向かい、馴染み深い南面の武山や、懐かしい東京湾越の房総鋸山や二コブ富山を眺める。山頂では、大楠山命名の由来と言われる楠木を見て、いそいそと前田橋ルートを下山する。ラジオからのアレサ・フランクリンを聴きながら。・・・山現役卒業後の我々シニアには、エスケープ可の低山里山は、特にお勧めですナ。( 朝霧  植田 )

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( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会