東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

朝霧通信「リモートAsagiri 8月版」

危惧している非常事態宣言下の夏休入り-4連休-五輪の連続イベントの感染結果が現れる8月を前に、東京の感染者数が3,100人超えとなり、全国の感染者も9,500人を超えて、政府は首都3県の非常事態検討に入りました。この状況に、政府任せで無関心な国民も、『このコロナ感染増加中に、本当に五輪していて良いの』と、どよめいています。また、海外メディアのニューヨークタイムズ紙は、接種率23%の日本での五輪開催に、国民は懸念と不安を抱いていると報じました。そんな中、西村経再相からの夜間飲食店への無酒供給や無資金融資、またグルメサイトでの店舗評価の締付発言が問題となりました。笛吹けど踊らずの人出に、現行法に抵触するような発言となり、権力者の上位驕り的な高圧意識が現れました。加えて、自衛隊の大規模接種や企業接種での供給不測問題で、政府への不信感は増大し、先の都議選では小池都知事率いる都民ファーストが第一党から陥落、また公明と手を組んだ自民党過半数に満たない結果となり、菅政権の支持率も30%割れとなりました。統轄リーダーへの不信感は、リーダーが修羅場の際に明確になりますが、これが山の場合には命取りとなります。逆に言うと、通常時ならリーダー仕事は処理に長け纏め役ができれば務まりますが、修羅場では論理的思考が出来ない者には務まらないということでしょう。

さて注目の五輪ですが、猛暑多湿の悪条件に長けたホームの日本が、特に柔道等の長期戦で快勝を続けています。しかし海外選手にとっては、加えて軟禁生活のようなバブル状態下での試合となり、メンタル的にもズタズタの過酷な条件と思われます。注目のクライミングは、8/3-6に行われますが、ボルダリング・リード・スピードの合計点の複合種目の為、3種目とも得意とする選手は少なく、メダルの行方は予想が付きません。
( 朝霧 植田 )

◆クライミング【競技ルール】
ボルダリング壁の高さは約4mで、制限時間は4分間。競技の途中で落下しても、制限時間内であれば何度でも挑戦できる。複数のコースを順番に登り、いくつクリアできたかを競う。■リード壁の高さは15m以上で、制限時間は6分間。競技の途中で落下したら、その瞬間に競技終了となる。ひとつの壁を1人ずつ登り、到達した高さを競う。同じ高さだった場合は、到達タイムで順位をつける。■スピード壁の高さは15m。2人同時にスタートし、先に頂点に到達した選手が勝利。トーナメント形式で行われる。ボルダリングとリードはホールドの配置が毎試合異なり、競技直前にしか見ることができない。スピードはホールドの位置や角度が国際規格で統一されていて、どの試合でも同じです。

( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会