東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

奥多摩 蕎麦粒山(鳥屋戸尾根)

登山ガイドブックに関東周辺の上級コース “鳥屋戸(とやど)尾根”というのが目にとまった。鳥屋戸尾根は長沢背稜の蕎麦粒山(標高1,473m)を山頂にしてほぼ真北に延びて川乗橋バス停あたりまで続く、そこそこ長い(6.2km)尾根である。と紹介されている。木戸氏と、奥多摩駅で待ち合わせして、駅から臨時のバスで川乗橋に向かう。鳥屋戸尾根の登山口(標高約420m)は、バス停からわずか徒歩1分である。登山客で満杯のバスであったが鳥屋戸尾根を登山するのは私たちだけのようだ。(8:50出発)ルートは、登山口側から笙ノ岩山(1,255m)、塩地ノ頭(1,290m)、鳥屋戸八丁山(1,300m)、松岩ノ頭(1,268m)、長尾山(1,339m)、蕎麦粒山と続くのであるが各山頂には標識がほとんどなく、知らないうちに通過してしまう。この登山道は、丹沢のような木製の登山道や階段もなく、歩きやすい。ただし、一部の急斜面の登山道は、この季節は落ち葉で滑りやすくなっている。このような道には標識(トラ柄)ロープが張られているので安全に通行することができる。登山道からの景観は、ブナや杉の樹々に覆われて周囲の山々を見渡すことはできない。山頂直下にある“巻き道出合”に達する前に我々のタイムアップ時刻の13時が迫ってきた。あと少しで蕎麦粒山に到着することができたのに残念であるが、ここから戻る(下山)することにした。枯葉でスリップしないように足元に注意しながらゆっくり降りる。暗くなる前に川乗橋バス亭に(15:40)到着した。次のバスまで時間があるので駅まで歩く。帰りの電車で木戸氏は、次回には新緑がきれいなころ、朝早くスタートすれば時間的に余裕のある山行が楽しめそうだ。また、蕎麦粒山から川苔山を縦走するのも面白そうだと新たな計画を練っていた。(木戸、塚田 記 )

JR奥多摩駅=(西東京バス)=川乗橋(8:50)~(11:42)笙ノ岩山~長尾山(13:00)~巻き道出合前~長尾山~(14:00)笙ノ岩山~(15:40)川乗橋~(16:50)JR奥多摩駅            

   樹々の間から長沢背稜を望む

( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会