東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

丹沢 鍋割山

何せ東京都を超えて、神奈川の地へ向かうと云う事なので、緊張して朝4時半には目が覚め担当家事である洗濯を仕掛け、愛妻の弁当を朝霧ザックに入れ、払暁の駅へと向いました。丹沢に行ったのは、大学の学友と20歳の頃、大倉から戸川林道を歩きモミソ沢から堀山に抜けたのが最初でした。その後社会人山岳会に入り、丹沢は足繁く通った思いの深い山域です。渋沢駅からの神奈中バスに乗り、大倉に着き料金表示を見て運転手に、前回来た時は60円だったと云ったら、来月から値上げです、楽しんで来て下さい、と軽くいなされて、それにしても大倉バス停の変わった事、掃除のおばさんに、50年前はこんなじゃなかったと云ったら、多少哀れみの混じった眼差しで、こうなってもう25年経ちますよと諭され、上着を仕舞い西山林道に歩き出しました。鍋割山は人気の山で、特に若い人、女性のグループが多いようです。登山道も良く整備されており、予定通りのコースタイムで鍋割山荘に届きましたが、入り口に長蛇の列、なんでも1500円の鍋焼きうどんを目当てにしているとの事です。昼食を採りいよいよお目当ての稜線歩きです。残雪もあり、霜が解けどろんこの所もありますが、展望も良く、まるで庭園を散歩している様で、丹沢で私が一番気に入っている場所です。ペースが同じの単独行のおばさんと昔話をしながら金冷しからは、大倉尾根です。途中木道、階段、土留めの連続の道でストックのお世話になり、堀山の家では、先代と知己があったので、女主人と当時の話に花が咲きましたが、次回は宿泊でと云うことで下山道に戻り、麓の配水場の水で喉を潤し、大倉バス停に到着となりました。とにかく丹沢は、青春の地と云うのにふさわしく、若者が多いのですが、安易に入山して事故になるケースが多く、途中足を挫いたので、救助を要請しますと、ニコニコしながら介護を受けていた外国人がいました。特に下山は、走って下る豪の若者もいましたが、細心の注意が必要です。( 記 : 伊藤 源 )

コースタイム:大倉バス停9:15~二俣10:15~後山乗越11:08~鍋割山12:30~二俣分岐13:36~金冷し14:08~花立14:25~見晴茶屋16:10~大倉バス停17:10

   

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