東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

東丹沢 相州アルプス 華厳山 南尾根

  前回の白山からの華厳山では採石場に阻まれ、ヤブ沢漕ぎでスッキリしなかったので、今回は華厳山南尾根を末端からPMソロで偵察がてらに登ってきた。昨日の南尾根からの白山で、下山時に偵察しておいた御門集落から末端尾根に取付く。当初のヤブ漕ぎも暫く登ると尾根状になり、想定通りペグ杭が見つかる。尾根は次第に馬ノ背状になり、そこを快適に登る。暫くすると尾根は巾広く緩やかな山波状の樹林帯になる。 東側からガラガラ採石場の重機の音が聞こえてくる。前回はあの採石場へのダンプ道を、見つからないように恐る恐る辿ったことを思い出す。小さな疎林のコルの手前で樹間にコブ山が見えた。華厳山だと思い、写真を撮ろうとしてフッと見ると、煤ヶ谷高取山と書いたショボイ立札があった。コル越に見えたコブ山は、エライ急峻なザラ砂斜面で、スパイクでもないとヤバイ。急斜面を巻こうかとも思ったが、その斜面の上部にフィックスを発見する。何とか疎林掴みで急斜面を登り、フィックスに辿り着く。フィックスは古くて切れたら滑落だが、コレっきゃ無いと仕方なくゴンボでしがみつきながら登る。脛がヒンヤリする。ごんな乾燥地に山ビルはいない筈と思いながら靴下を下して見ると、そこには丸々に肥えたヒル更に暫く急登してコブ山に出る。そこは採石場からの支尾根との合流点で、小さな秋葉山の石社があった。暫く辿ると、見知った高取山~華厳山の稜線に出て、馴染みの華厳山に到着する。目安の16:00。往路の急斜面の下りは危険。東の用野に下るか、西の煤ヶ谷に下るか。下ってない西尾根の薄踏跡を、煤ヶ谷へと下る。下山後の法論堂林道の丸太小屋老夫婦から、地元情報話を入手する。( 朝霧  植田 )

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