昨日の梅雨前の真夏日は残念、今日は曇雨となる。山荘も様変り。深夜帰宅で寝不足だが、今日も充実させるべく華厳山の続き経ヶ岳に、PMソロで行ってきました。一昨日の華厳山、南尾根急登の先の秋葉山石社は、不自然と感じ調べたところ、やはりこの南尾根は当時の八菅修験道の様でした。相州アルブスは、往時、白山・華厳山・経ヶ岳・仏果山等から三峰山や大山へと繋ぐ、八菅修験道と呼ばれていました。前回に、宮ヶ瀬から経ヶ岳−仏果山、そして荻野側から経ヶ岳−華厳高取山と登っているので、今回は雨ですがルート潰しに一般ルートから行ってきました。半僧坊の沢沿いから取付く一般ルートは、首都圏自然歩道に選定されてるだけあって、万人に受けるそれらしい湿気道で、それなりの雰囲気を出していました。下半部を過ぎると林道に出て、更に経ヶ岳から派生する尾根を登ります。雨のなか幾つも同じ様なコブを、未だカヨ!と越えて行くと、やっと頂上です。見知った頂上は凄い風雨。でも・・・写真。下りは基本同域ルートで、消化不良のためルート横の尾根筋を、区界杭目安にズリ下る。里山特有の害獣阻止電流柵を抜けて、惨めな泥グチャ長靴姿で下山する。しかし、心は豊か。コロナ事態で、仕事休勤自粛そして山活動自粛、修験道ならぬ荒行で、何か薄っすら見えたかな・・・？ ( 朝霧 植田 )
