東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

箱根 明神ヶ岳

   長梅雨と豪雨そして連日の猛暑と、さしもの自然の猛威も一息ついたようなので、その機を突いて箱根外輪北面シリーズの継続に、いつもの原チャリSoloで明神ケ岳に行ってきました。箱根外輪山の縦走は、30年ほど前の梅雨最中に新人を誘って、長靴山行で行ってきた山です。箱根の北側の大雄山線については、存在は知ってましが一度も行ったことがありませんでした。その大雄山駅前は、正に門前町でした。大杉並木の参道の奥へと向かうと、その奥の山中に道了尊最乗寺がありました。その最乗寺から雨後の登山道を辿る。これがハイク道?と思うような荒れた道。支稜に到達して樹木内の山腹道を辿る。送電塔のある稜線に出てやっと一息。主稜線までは長く、何故だか流水塹壕溝のオンパレードでした。イカーには気にならない溝道も、我々山屋には雲行きが怪しい中、気になり嫌な溝歩きです。場違いな黄のツワブキの花に、頂上間近の予感を感ずる。抜け出た主稜線の明神ケ岳。先週の金時山が、ガスの中に凛々しい姿を覗かせている。主稜線を西の金時山方面に辿って、最乗寺奥の院への道を下る。こちらの方がマイナーな道のせいか、踏荒らされエグレが少なくベターであった。18:45薄暮の道了尊奥ノ院に到着。ひと気のない暗闇の伽藍を抜けて、1台ポツンと残された駐車場の原チャリに辿り着く。( 朝霧 植田 )
PS:現地説明書きの見当たらない道了尊最乗寺。下山後に調べた所、総持寺系の禅宗の寺と判明した。50年間知らなかった謎が解けて、大満足の今回山行となった。(やったゼ!)

f:id:asagiri33:20200825153012j:plain

 

( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会