大館市の象徴とも云われる鳳凰山、室町時代にこの地区を治めていた豪族の浅利氏が守瑞禅師を開山として開いた禅寺にちなむ信仰の山です。午後から天気が怪しいとゆうので早めに帰省している親類の山好きの若者達と、車を連ねて麓の登山口に向かう。麓は桜が満開で正に春爛漫、貯水池には鴨の番が幸せそうに水紋を描いています。山麓を右に左に登って尾根を辿り途中お盆の送り火、大文字の点火地点で此処が一画目、これが2画目と燃えかすの薪を慰め、いよいよ最後の急登です。若いものには負けては朝霧の名折れと必死に高度を稼ぐ。山頂は広く地元のメデアがせっせとカメラを向けていました。展望は市街一望で町の発展の様子がよく分かりました。西の方の雲行きが怪しくなって来たので。弁当タイムはそこそこに下山をなりました。鳳凰山は登山道もよく整備されており、登り2時間下り1時間30分の山で、噂によると毎日登る人がいるとの事です。それにしても登山者の服装のカラフルな事、登山靴、朝霧マークのザックが好奇の対象となったようです。下山後はお決まりの温泉につかり、夕方からは親戚を集め焼肉パーティとなりました。現在主流の山行は量より質とみえ、結構遠くの著名な山に人気があるようです。（ 伊藤 源 他6名 ）
