朝6時11分の武蔵野線に乗車し、3回の乗り換えで内房線岩井駅に到着する。房州は20歳台の頃漁協の仕事で足繫く通った地域です。懐かしの駅名を辿り岩井駅より市営のトミー号で登山口へ、平群天神社からは登山道をひたすら登り、展望台からはいよいよ房総のマッターホルン伊予ヶ岳山頂への岩登りです。休日の所為か団体、家族連れの登山者が多く、岩場のロープは順番待ちの状態で、どこにでもいそうな年配者が、せっせと交通整理をしていた。曇りがちの天気でしたが、頂上からの展望は良く、房州の穏やかな山々が一望出来、正に里山だなーと一人呟き富山に向かう事とする。富山は合併前の町名にもなっていた双耳峰の山で人気の山ですが、2019年の台風でいたる所に倒木があり、自然の脅威には敵わないなーと思いながら、北峰、南峰と巡り、岩井駅に向けて下山となった。当初予定していた伏姫籠穴ルートは土砂崩れの為通行止めとなっており、福満寺ルートを採り、寺からは車道を岩井駅まで歩きゴールとなった。房州は気候温暖の地で、行き会う人々も温和で、働き者の雰囲気があり、あれ、この雰囲気は、と思い当たるとそうだ八幡さん、喜美ちゃんだと気が付きなんかうれしくなりました。今度は君津に嫁いだ娘の息子と一緒に来れたらいいなと思いながら、2両編成のワンマン電車の乗客となった。（ 記：伊藤源 ）
参考タイム：岩井駅10:10→平群天神社10:30→伊予ヶ岳南峰11:30→六地蔵登山口12:30→富山北峰14:00→福満寺14:55→岩井駅15:25
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