東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

奥武蔵 橋本山から日和田山

好天の予感がズバリ当たり、埼玉県人として必須の奥武蔵、和田山縦走に行ってきました。いつもの作業服を改め、ワークマン女子で調達したズボンとザックにはイナレム(雨具)を収め、弁当を仕込み昨夜の雨の余韻が残る自宅を見送り無しで出発しました。始発電車と違って仕事に向かう方々も多い中電車を乗り継ぎ8時41分に西武秩父線東吾野駅に到着し、早々に歩き出しました。駅前は休日とあって中高年の団体で賑わい、トイレには列が出来ていました。尾根筋は山岳トレイルの人と、ハイカーとが半々くらいでしたが、ユガテまで行くとハイカーの団体が増え始めました。ユガテは正に桃源郷の名にふさわしく山桜、ヤシオツツジが満開となっており、此処だけを目当てに来ている方もおられるようでした。それにしても新緑の清々しい事、思わず白根 一男の青春は雲の彼方に‘を口ずさんでいたら、後ろのパーティから追い越し際に余裕ですね、と褒められ、調子に乗りとにかく知っている山の歌を歌っている内に、物見山に着き、昼食となりました。韓国製のコンロで中華そばを作り、昨夜の残りを詰めた弁当を一黙々と食べ、さて後半だと気合を入れて出発しましたが、思い込みでルートを誤り、車道に出てしまいました。戻るのも癪だなーと思っていたら、山の主と思われるベテランのおじさんが丁度良く通りかかり、奥武蔵自然歩道に合流するルートに一緒に向かう事となりました。だんだん里に近くなっている雰囲気を感じながら、和田山に到着し、日高市内の展望を楽しみ、次の目標の田部井 淳子さんの碑を思い、良く整備された岩混じりの里山路を慎重に下って、そろそろ田部井さんと出会ってもいいなーとふと目をまわすと、駐車場の片隅でそっと見守っていてくれました。自然体で尊敬する山の先輩です。ミズキの咲く高麗の里を後に、朝通過した高麗駅にはまだ日の高い15:00でした。とにかく絵に描いたような晴天でしたが、仲間が一緒だったら山の歌のおさらいが出来たなーと思い、思い、朝霧ザックにストックをしまいました。( 記:伊藤 源 )

   

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