東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

青森県 八甲田スキー

最後のチャンスかなと思って、八甲田国際スキー場に行ってきました。今シーズンは雪が少なく、ここ秋田県大館市周辺では、八甲田と八幡平のスキー場しか営業していないとの情報で早起きして向かいましたが、はて着いてみると様子が違います。一昨日の雨でゲレンデは壊滅的なダメージ を受け営業不能との事、そこで私は考えました。ゲレンデスキーのつもりで 来たので山岳スキーツアーは無理なのでとにかく雪の斜面に行こう、と云う結論になり、八甲田ロープウェーに乗り山頂公園駅迄行くと、そこは格好の雪の斜面でした。リフトは無いのでスキーを担いで登り、気合を入れ斜面にトライしました。雪質は最初は固くザラメ雪で滑ったのですが気温が上がるに つれて根雪と新雪との滑りの違いが出て緊張しましたが、ここは自分だけのゲレンデと言い聞かせて、楽しむことにしました。展望は最高で八甲田大岳、南八甲田の峰をはじめ、西には青森県の最高峰の山である岩木山北には 陸奥湾と正に解放的なロケーションで、ドローンにでも乗ったような気分になりました。始発のロープウェーの乗客はほとんどツアー目的のようで、山スキーを器用に操っていて、それにしても装備の進歩には、一種のカルチャーショックを受けました。風も出てきて、スキーを担ぐのも負担となって来たので、昼食のラーメンを味わった後は下りる事にし、展望目的の方々と一緒にロープウェーの乗客となりました。家に向かう愛車のタンクの窓からは、春爛漫の里山を見ることが出来、八重桜の赤、リンゴの白い花が紅白歌合戦をしている様でした。とにかく北東北地方には、至る所に温泉がありそれぞれ特徴があり、特に窓口の対応で営業成績に差が出る感じがします。ちなみに今回立ち寄った温泉は、入湯料300円で設備も良く、清潔感があり経営者の意気込みが感じられました。今シーズン最後となりましたが、来シーズンは50年前を思い出し山スキーを履きたいと思っています。(朝霧スキ-部 記:伊藤 源 )

 

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