東京朝霧山岳会活動日記Ⅱ

会山行活動の簡単な報告です!

ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ上記画像:インド ガンゴトリ山群 バスキパルバット(6792m) ㅤㅤㅤㅤㅤ ㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤㅤ ※各画像をクリックすると拡大されます

後立山、針ノ木谷~針ノ木岳(2820.7m)

8月24日(木):今回の山行はいつかは行ってみたいと思っていた「針ノ木谷古道」でサークルの仲間と二人で行くことに。夜行バスを降ろされて電気バスが動く迄まで4時間近くもあり、ベンチでまたひと眠りした。新しくなった電気バスも程々混んでいた。黒四ダムは雨不足で貯水量が少ない少ない!予定では平ノ渡しで12:00の舟に乗るはずだったが、直前で雨宿りをしてる間に遅れて乗れなくなった。14時の渡し舟に乗り小一時間で平らな砂地(1480m付近)がありここを宿とすることになった。テント設営、焚火をして川に降り早速教わりながら竿を垂らした。結果は初めての渓流釣りは4投目で岩魚1尾、20分位で山女魚1尾であった。興奮してしまった。はまりそう。早速テントに戻り1時間くらい掛けて魚を焼く。そしてつまみにして乾杯する。

8月25日(金):今日も快晴。沢装備して出発する。南沢出合を渡り水流の中を歩き、又は少し高巻しながら針ノ木谷を遡上する。沢の中は太陽と水流の中で気持ちが良い。船窪谷出合を過ぎると水量は少なくなりまもなく針ノ木谷は左に曲がるが看板は見当たらなかった。小滝が所々に有るが直登できる。パートナーの方は軽量化でゴムの地下足袋を履いているが全く役立たずで可哀そうなくらいだった。間もなく源頭になり沢装備を解除して水を2.5リットル背負い3ピッチ頑張り針ノ木小屋に着いた。テントを張り私だけが針ノ木岳に向かった。大部分がガレ場の登山道を1時間で登り針ノ木岳山頂に着く。34年ぶりの頂上だ。ずっとガスの中だったので視界は無い。早々と下山してテント場に降りた。一瞬だが蓮華岳信濃大町が見えた。

8月26日(土):今日も快晴である。下山していくと例年なら9月中旬でも雪渓が残っているのに全くない。白馬岳大雪渓でも、もう危険なので登山中止になったそうだ。土曜日とあって登山者が絶え間なく上がってくる。雪渓が無いので4時間近く要して扇沢に着いた。間もなくバスに乗り薬師の湯~信濃大町で三俣山荘経営の本屋カフェに寄ってから「あづさ」に乗り太陽と長い帰途に着いた。( 山口、関村 )

※「針の木古道」は大町山岳博物館資料によると、明治時代に日本最初の有料⇒⇒⇒⇒道路として切り開かれたとあるそうです。ザラ峠~刈安峠~針ノ木峠を越えてとあり通行証も展示されているそうです。信じがたい。あんな急斜面雪渓が無いと馬なんか登れないな!

8月23日(水):毎日アルペンバス、竹橋発(23:30)⇒

8月24日(木):扇沢(03:40-07:30)電気バス⇒黒四ダム(07:45-07:53)⇒平乃小屋(13:15-14:00)渡し舟⇒避難小屋(14:30-14:39)⇒幕営地(15:00)

8月25日(金): 幕営地(05:15)⇒船窪岳分岐(09:17)⇒針ノ木谷分岐(09:40-09:50)⇒針ノ木小屋テント場(14:30-14:45)⇒針ノ木岳(15:46-15:55)⇒針の木小屋テント場(16:40)

8月26日(土): 針ノ小屋テント場(04:55)⇒大沢小屋(07:26-07:39)⇒扇沢(08:48-08:55)⇒薬師の湯⇒信濃大町(11:15-13:52)⇒松本⇒新宿⇒浅草橋⇒印西牧の原駅(19:10)



( 里山歩きからヒマラヤ登山・・・それが我々のフィールドです ) ㅤㅤㅤ 東京朝霧山岳会